各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 共産党
- 視察先
- 埼玉県 鴻巣市
- 視察案件
- 鴻巣市の公共交通について
- 実施日
- 令和6年10月2日
- 参加者氏名
- 並木 敏恵、大野 とし子、今尾 安徳、木下 三枝子
視察結果概要
(1)視察先の概要
鴻巣市は、埼玉県の中央に位置し、ひな人形が有名で、人形製作において約380年の伝統があります。人口約12万人、面積約68㎢。平成17年に鴻巣市、吹上町、川里町が合併し、現在の鴻巣市となりました。
(2)視察内容
鴻巣市には、@「コミュニティーバス フラワー号」、A「タクシー代補助制度(ひなちゃんタクシー)」、B「乗合タクシー」の3種類の公共交通があり、それらを導入した経緯と現状、課題について伺いました。また、公共交通会議での進め方や市民の声をどのように取り入れているか、国の特別交付税の現状や財源等についても伺いました。
(3)視察から得られた考察
@フラワー号は8コースを10台で運行し、30分から1時間半間隔で運行しており、乗降数は県内一多い。
Aひなちゃんタクシーの対象者は多岐にわたり、多くの人が利用している。
B乗合タクシーは、市民全員が対象であり、目的地となる施設も多く、利用者は増えている。
上記のことから、@ABの公共交通手段にはそれぞれ特徴があり、それらを利用者が上手に活用することで、多くの市民の移動手段の確保が図られていることがわかりました。高齢者の移動手段の確保は喫緊の課題であり、この考え方を本市にも生かし、市民の移動が自由にできる春日部市とするための施策を考えてまいります。

視察の様子