各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 次世代 かすかべ!
- 視察先
- 東京都 大島町
- 視察案件
- 観光施策について
- 実施日
- 令和6年10月18日
- 参加者氏名
- 河井 美久、吉田 稔、小久保 博史、伊藤 一洋、阿部 雅一、奥沢 裕介
視察結果概要
(1)視察先の概要
面積:90.76㎢、東西9q、南北15q、周囲52qで、ほぼ楕円形に近い島である。
総人口:6,731人、世帯数:4,156世帯(令和6年3月31日現在)
町の花・木:つばき
統治の歴史は古く、国造に次いで国使によって支配され、鎌倉時代には幕府直轄・室町時代には関東管領の支配下に、戦国時代は北条氏に統括されていた。
江戸時代には徳川幕府の直轄領となり、明治維新後は所轄が複数変わり、昭和18年の都政施行に伴い東京都に所属し現在に至る。
昭和21年1月、日本政府から分離され在日連合軍の軍政下におかれたが、同年3月には復帰、昭和30年には海岸線に沿って発達してきた6集落が合併し、町政を施行「大島町」として発足しました。
(2)視察内容
火山島である大島町は、島の中心部に、地球科学的意義のある地質遺産を含む自然公園が有ります。この公園は、地球や大地(ジオ:Geo)と公園(パーク:Park)を組み合わせた言葉で、「大地の公園」(ジオパーク)とも呼ばれており、地球の歴史や伊豆大島ならではの生態系を見て学ぶことの出来る観光スポットを多数持っている。
コロナ禍により、一時、観光に大きな影響が出たが、伊豆大島生まれの漫画家「とよ田みのる」氏が描く作品「これ描いて死ね」ともコラボし、大島の魅力の発信に取り組み、コロナ禍前の賑わいを取り戻しつつあります。
(3)視察から得られた考察
春日部市にも「クレヨンしんちゃん」や、「翔んで埼玉」のロケ地にもなった「首都圏外郭放水路」などの、観光資源を有しており、大島町での取り組みを参考に、本市の観光資源の更なる有効活用を考えていきたい。

視察の様子