各常任委員会、議会運営委員会、各会派　行政視察報告書

委員会名・会派名

次世代　かすかべ！

視察先

北海道　茅部郡森町

視察案件

自治体におけるパブリッククラウド導入とDXについて

実施日

令和5年10月12日

参加者氏名

小久保　博史、河井　美久、吉田　稔、
伊藤　一洋、阿部　雅一、奥沢　裕介

（1）視察先の概要
面積　368．3㎢　総人口　14，018人　世帯数 7，419世帯（令和5年9月末日現在）
人口密度　37．89人/㎢
隣接自治体：茅部郡鹿部町、亀田郡七飯町、北斗市、檜山郡厚沢部町、二海郡八雲町
北海道で唯一「ちょう」ではなく、「まち」と読む自治体。
特産品である「いかめし」の発祥の地。
町の花は「さくら」、世界遺産「北海道・北東北の縄文群」の関連資産として鷲ノ木遺跡があり、遺物として「トリサキ土偶」が出土している。

（2）視察内容
＜導入に至った経緯＞
　平成23年発生の東日本大震災を契機として、災害に強いサーバー環境を整備し、増え続ける情報端末の管理が必要になった。
　ネットワーク担当者に依存しすぎないシステムの構築やセキュリティー対策などの課題を検討し、下記の環境を整備、または検討している。
〇森町が導入しているパブリッククラウド
　・Microsoft 365
　・LoGoフォーム（電子申請）
　・ゼンリン地図
〇試験導入しているパブリッククラウド
　・LoGoチャット（次期チャットツールとして検証中）
　・LoGoAIアシスタント（ChatGPTもここで試験運用中）
　・AI議事録システム（AI利活用の一環として試験運用中）

（3）視察から得られた考察
　ペーパーレスの推進やMicrosoft 365の「Forms」を用いたRPA（パソコンで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアロボット技術）を用いて、プリンタートナーの発注を自動化し、省力化、働き方改革など、本市としても、これから積極的に推し進めていくべき学びは多々あると感じた。
　行政デジタル改革課が旗振り役となり、全庁横断的に情報の共有と推し進めていく情熱が必要であると感じた。