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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
次世代 かすかべ!
視察先
愛知県 春日井市
視察案件
第3次春日井市産業振興アクションプランについて
実施日
令和5年7月13日
参加者氏名
小久保 博史、河井 美久、吉田 稔、伊藤 一洋、阿部 雅一、奥沢 裕介

視察結果概要

(1)視察先の概要
 春日井市は愛知県名古屋市の北部と小牧市に隣接した人口約31万人の住宅環境に恵まれた住宅都市であります。市域は東西15.7km、南北13,7kmで面積は92.8㎢です。仕事はもちろん、レジャー、旅行等、どこへ行くのも便利。鉄道はJRと名鉄、高速道路、さらに空の便にも簡単にアクセスできます。岐阜県との県境には弥勒山や道樹山があり、東海自然歩道の春日井コースとなっています。現在では中部圏の中核都市として第6次総合計画では「暮らしやすさと幸せをつなぐまち かすがい」を将来像に掲げ、それに向かってまちづくりに取り込み、良好な都市環境と豊かな自然環境が調和したライフタウンとして前進しています。

(2)視察内容
 春日井市では2009年に「春日井市産業振興アクションプラン(2009〜2013)を策定し「ベッドタウンからライフタウン」を目指して、市内産業の振興に向けた取り組みを進めてきました。また5年後の2014年に改定したアクションプラン(2014〜2018)においては「魅力ある事業環境で、市内外から選ばれるまちへ」の推進エンジンとして、「企業誘致」、「事業支援」、「地域活性」の3つの柱を掲げ、戦略的な取り組みを推進してきました。
 近年、全国的な傾向として人口減少や少子高齢化が進むなど地域経済を取り巻く社会的環境が大きく変化しており、国内市場の縮小や労働者附則が指摘されるなど経済の衰えが懸念される状況となっています。また春日井市においても、生産年齢人口の減少や高齢化が進んでおり、これに伴う労働力や購買力の低下は、本市の経済活動規模の縮小をもたらし、雇用機会の減少、税収の減少等に影響することが懸念されています。
 このように本市を取り巻く社会、経済環境がめまぐるしく変化する中、産業振興に係る様々な施策を推進していくことが必要なっています。そこで現行アクションプランの目標年度を迎えるにあたり、既存の施策を検証するとともに環境の変化を踏まえた新たな施策を打ち出し、産業活性化、地域振興を図るため「第3次春日井市産業振興アクションプラン」を策定したものです。それらを担当部署より説明を受けました。

(3)視察から得られた考察
 本市も春日井市同様に人口減少、高齢化が進み、経済を取り巻く状況は決して良いとは言えません。魅力ある事業環境を進め市内外から選ばれるまち「春日部」にする為にも本市独自の「企業誘致」「事業者支援」を積極的に進める必要があると感じた視察でした。

視察の様子
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