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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
日本共産党
視察先
茨城県 境町
視察案件
人口増加策の取り組みについて
実施日
令和4年10月28日
参加者氏名
並木 敏恵、大野 とし子、今尾 安徳、木下 三枝子

視察結果概要

(1)視察先の概要
 境町は関東平野のほぼ中央、首都50キロメートル圏内にあり、茨城県の西南部、県都水戸市まで約70キロメートルに位置しています。町の西南部を利根川が流れ、その利根川をはさんで千葉県に面しています。また、周囲は古河市、坂東市、五霞町、千葉県野田市に隣接しています。 
【人口】23,944人【世帯】8,937世帯 2022年10月1日現在【面積】47㎢

(2)視察内容
 境町が、少子高齢化に伴う人口減少は、予想を上回る早さで進行し、これに歯止めをかける対策を早急に講じる必要があるとし、平成27年の圏央道開通を好機として、企業誘致等を積極的に行いながら、境町に生まれ・育ち・住んでよかったと、誇りを持てるまちにするために、「若い人たちが帰ってきて働けるまち」、「三世代で安心して暮らせるまち」を、多くの皆様の声を拝聴しながら、創ってまいりたいと考えております。(町長あいさつから抜粋) こうした中から、英語教育をはじめとして、子育て支援施策、若者が集える施設などの整備を、国・県の有利な財源と、ふるさと納税などをもとに、一般財源を投入しない形で数多く取り組み。無人バスの導入など、多岐に渡る施策を、いち早く取り組んでいる中で、人口減少に一定の歯止めをかける効果を生んでいます。
〇今後の課題 ふるさと納税にかなりの財源を依拠してきた中で、この制度の今後に注視する必要があり、ふるさと納税がなくなった場合の財源確保にも努める必要があるようです。

(3)視察から得られた考察
 町長を中心に、他の自治体の優れた施策はいち早く取り入れて、子育て支援、若い世代の定住促進に一定の効果を出している点は、本市も同じ課題を抱えているだけに参考にすべき点だと思いました。町の公的責任については後退することのないよう取り組むべきだと考えました。

視察の様子
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