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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
日本共産党
視察先
大阪府 岸和田市
視察案件
「ゆめみケ丘岸和田・岸和田丘陵地区整備事業」について
実施日
令和元年11月6日
参加者氏名
松本 浩一、並木 敏恵、大野 とし子、今尾 安徳、坂巻 勝則

視察結果概要

(1)視察先の概要
 岸和田市は大阪府の南部、和泉平野のほぼ中央に位置し、海から山にかけて長い市域形状になっており、臨海部、平野部、丘陵部、山地部に区分されている。臨海部は工業地域、平野部は住宅と商業地域、丘陵部は農業地域、山地部は森林地域として利用されている。
 西は大阪湾に面しており、古くからこの一帯は「岸」と呼ばれていた。南北朝時代、楠木正成が摂津、河内、和泉の守護職に任ぜられたとき、一族の和田高家をこの地のこの地の代官に任命し、初めて城を築いた。当時、和田氏を「岸の和田」と呼ぶようになり、地名まで「岸和田」と称するようになったと伝えられている。
 人口  194,952人(2019年4月現在)
 世帯数 87,467世帯(2019年4月現在)
 面積 72.72㎢

(2)視察内容
 岸和田市では、人々が元気で快適に生きがいを持って暮らせるまちを目指し、「ゆめみケ丘岸和田・岸和田丘陵地区整備事業」を進めています。
 「ゆめみケ丘岸和田」は、岸和田市の中心部から南東へ約7kmの内陸部に位置し、自然と都市、農空間が一体となったまちの整備に取り組んでいます。
 「丘陵地区整備事業」は、ゆめみケ丘岸和田に住宅・商工業・生活利便施設の整備で、事業面積は44ha。住宅365戸、人口1,000人、誘致企業数26社、雇用人数1,200人、完成は2021年の予定です。現在、住宅15戸が販売済み、企業24社誘致済みで、内12社が操業済みです。
【整備費】
〇工事費   9,334,000千円
 事務費他    666,000千円
  合計    10,000000千円

〇財源内訳  国費       1,848,350千円
          府費         275,850千円
          市費       2,520,800千円
          保留地処分金 5,355,000千円
          合計      10,000,000千円
〇今後の課題
 企業誘致区画は全区画販売済みとなっているが、居住区域は現在15区画の販売で、今後、電線地中化等で魅力を向上し、完売を目指すとしています。ただし、売れ残りについては、業務代行者の一条工務店が購入する予定になっているとのことでした。

(3)視察から得られた考察
 本市の「北春日部駅土地区画整理事業」も業務代行方式で取り組んでおり、地権者の意向を丁寧に聞くことが事業を進めるうえで大変重要なことが分かりました。

視察の様子
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