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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
富山県 富山市
視察案件
SDGs未来都市について
実施日
令和元年11月7日
参加者氏名
栗原信司・中川 朗・荒木洋美・鈴木一利・木村圭一

視察結果概要

(1)視察先の概要
 富山市の平野部は豊かな農耕地帯として、また北陸道などの交通の要衝として古くから栄え、安土桃山時代には佐々成政が富山城に入城し、農業が盛んになった。また、江戸時代には富山藩十万石が置かれ、薬業や和紙などの産業が奨励され、飛騨街道や北前船航路などの交通・物流網の整備や越中売薬の独特の商法も相まって「くすりのとやま」として知れ渡り、明治以降、県庁所在地として、また北陸初の水力発電所が建設されるなど、豊かな電力を基盤とした工業のまちとして順調な発展を遂げた。しかし、昭和20年8月の空襲により市街地は壊滅的な被害を受けた。戦後は都市基盤の整備や産業経済の進展により、現在では日本海側有数の商工業都市として発展。 平成8年には旧富山市が中核市に移行、平成17年4月には、富山市、大沢野町、大山町、八尾町、婦中町、山田村、細入村の7市町村が合併し新しい「富山市」として生まれ変わり、現在は総面積1241.77ku、人口42万人の県都として、魅力あるまちづくりを進めている。

(2)視察内容
 富山市では、2018年6月15日に「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定され、先進的に事業を開始している。本市でも「春日部市SDGs推進方針」が令和元年9月30日に発表されたところであるが、富山市様の先進的に推進をしている様々な17の取組について、学ばせていただいた。

(3)視察から得られた考察
 市民のSDGsへの取組みのシンボルとして独自のSDGsロゴマークを作成し、市民の方がSDGsの関心を寄せるとともに、都市全体が豊かで持続可能な未来に向かって発展していくよう取り組まれていた。また、環境政策課が中心となり、取組を更に推進していくため、職員や市民への講座や教育を実施し、環境モデル都市、環境未来都市の取組をSDGsの視点からスパイラルアップさせ、自律的好循環の創設を目指すとともに、市が行う一つ一つの事業についても、関連するSDGsのロゴマークや、内容の結び付けを明確に示し、職員や市民のSDGsに対する取組の更なる意識向上に取り組まれており非常に参考となった。

視察の様子
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