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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
広島県 広島市
視察案件
「平和事業への取組」について
実施日
令和元年11月1日
参加者氏名
栗原信司、中川 朗、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一

視察結果概要

(1)視察先の概要
 広島市は、人口1,196,236人(令和元年7月末現在)、面積906.68㎢。世界初の核兵器による攻撃を受けた町として世界的に知名度が高い町です。広島市長の呼びかけにより平和首長会議を設立しました。これには世界163カ国・地域から7,847都市が登録されています。これは全世界の人口の1/7に該当するものです。
 戦後、昭和55年に全国10番目の政令指定都市となり、その後も合併を繰返し、現在全国で10番目の人口を有するまちとなっております。
 地理的には山陽地方の中南部に位置しており、京阪神と福岡都市圏のほぼ中間という背景の元、中国地方全体を統括する西日本有数の工業都市でもあります。

(2)視察内容
 第二次世界大戦が終戦して今年で74年が経過しました。悲惨な戦争の経験者が激減する中、決して忘れてはならないのは、原爆の悲劇。二度と繰り返してはいけないと誰しも思う反面、核の抑止効果で正当化する世界のリーダー達も未だに存在しています。広島市としては二度と核の悲劇を繰り返してはならないと世界中の指導者達に平和へのアピールを発信し続け、広島での国際会議の開催、為政者達の広島訪問を呼びかけています。平成28年にアメリカ大統領として初めてオバマ大統領が訪問されたのに引き続き、平成29年にローマ法王が初訪問されましたが、全世界の為政者に被爆地に来て貰い、被爆の実相を見て貰う取組を継続しています。
 また被爆された市民、遺族達を中心に被爆体験伝承者を養成することで波動を広げる取組を行って居る様子を学ばせて頂きました。

(3)視察から得られた考察
 春日部的には過去の大戦で大規模な空襲を受けたり、被爆されたと言うこともありませんが、広島市と交流を図ることで、ヒロシマの心を学んだり、ヒロシマの実相に触れることで、命の尊さ、世界平和を希求する心を養うことがなによりも大切なことと思います。二度と悲劇を繰り返さない取組をヒロシマと共に進めて行かねばならないと思いました。

視察の様子
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