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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
山口県 萩市
視察案件
萩ジオパーク学習について
実施日
令和元年10月31日
参加者氏名
栗原信司、中川 朗、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一

視察結果概要

(1)視察先の概要
 萩市は、人口46,749人(令和元年8月末現在)、面積698.31㎢、山口県の北部に位置する町です。北は日本海に面し、東は島根県に接しています。明治、昭和、平成と3回の合併により現在の萩市となりました。
 中国山地から日本海へ向けなだらかな傾斜地となる萩市は大半が山間部であり、阿武川河口部付近が市街地として発展しました。対馬海流の影響により比較的温暖な地域であり、変化に富んだ豊かな自然環境の町です。

(2)視察内容
 ジオパークとは、ダイナミックな地球の活動がよくわかる地質や景観を守りそれらを教育分野などでも活用することで市民の意識の啓発を図れるようにプログラムされた地域のことです。市民の意識啓発を図ることで、住民主導の取組も可能になり、SDGsとも連動し、持続可能な社会運動になっています。
 他市での活動を学び、交流しながら萩市としてのジオガイドの育成を図ることで、市民向けのプログラムや、観光客向けのプログラム、地元の教育関係向けのプログラムなど活動範囲を広げています。

(3)視察から得られた考察
 現在、春日部市では庄和地域に発掘中の神明貝塚が令和2年度に国の指定文化財として認可される方向で動いています。
 そこで、貝塚ではないものの、市の大半が山間部としての地形のため、火山活動が盛んであり、この自然の驚異から大自然の歴史を学ぶと共に、歴史の大きな遺産としての大地と見つめ合って文化を発展させ、生きてきた日本人らしい生き方を学ぶ施設として、設置された萩ジオパークを視察先として選定しました。施設の眼目として大地の成り立ちや特徴、地球の営みの一部として持続可能な社会について考えることを主眼とする取組は、神明貝塚の保存、地域に根ざす文化としての位置づけを学ぶ事が出来るようになるのでは、と思いました。

視察の様子
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