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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
総務委員会
視察先
山口県 下関市
視察案件
フェイスブックジャパン鰍ニの事業提携について
実施日
令和元年10月17日
参加者氏名
鈴木 一利 、 栄  寛美 、 金子  進 、 山崎   進 、 海老原 光男

視察結果概要

(1)視察先の概要
 下関市は、平成17年2月13日に「自然と歴史と人が織りなす交流都市」をまちづくりの基本理念として、旧下関市と旧豊浦郡菊川町、豊田町、豊浦町、豊北町の対等合併により新たに設置された、人口約26万人の山口県最大の都市です。また、山口県唯一の中核都市でもあります。
 本州の最西端に位置し、三方を海に開かれるとともに、天然の良港を有するという地理的条件にも恵まれ、九州あるいは大陸への玄関口として、古くから内外交通の要衝として栄えました。
 また、合併により、源平最後の合戦の場である壇ノ浦古戦場、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われた巌流島、土井ヶ浜遺跡、人類学ミュージアムなどの歴史的観光資源、日本の海水浴場八十八選にも選ばれた土井ヶ浜海水浴場、市立しものせき水族館をはじめとする観光施設に加え、川棚温泉、一ノ俣温泉など多くの温泉地を有しました。
 面積は715.89平方キロメートル、人口は平成31年4月1日現在、257,890人となっています。

(2)視察内容
 下関市は平成31年1月に、経済分野、コミュニティ分野など幅広い分野でSNSを活用することにより、地域経済、地域コミュニティの活性化を図ることを目的として、フェイスブックジャパン鰍ニ事業連携協定を締結しました。
 フェイスブックジャパン鰍ニの事業連携協定の締結は全国2例目となり、協定の内容としましては、@市政情報発信支援プログラム、A地域経済活性化促進プログラム、Bコミュニティ活性化促進プログラムとなっており、職員向けにSNSによる情報発信に効果的な手法、運用ルール、トラブル対策などのノウハウを拡げるためのセミナーや、中小企業・個人事業主向けにSNSを活用したビジネス拡大・マーケティングに関するセミナー、旅行・観光業向けに下関の魅力を全国・全世界にSNSで発信するマーケティングに関するセミナーを開催しています。
 また、今後におきましては、青少年やその保護者、教員を対象としたSNS安全利用活用セミナーや、災害時におけるSNSの安全活用セミナーの開催を予定しています。
 下関市ではフェイスブックなどのSNSの活用するため、業務内容別に複数のアカウントを作成しており、それぞれ効果的な時期に更新するなど、積極的な活用を行っています。
 今回の視察では、フェイスブックジャパン鰍ニの事業連携による取り組み状況や、フェイスブックなどのSNSの活用方法について、担当者より説明を受けました。

(3)視察から得られた考察
 近年、多くの自治体は、フェイスブックやツイッターなどのSNSを活用して情報発信等を行っています。
 このような状況の中、下関市は経済分野・コミュニティ分野などの幅広い分野でSNSを活用することにより、地域経済・地域コミュニティの活性化を図ることを目的として、平成31年1月にフェイスブックジャパン鰍ニ事業連携協定を締結し、各種セミナーの開催やフェイスブックなどのSNSの効果的な活用などを行っています。
 下関市では複数あるフェイスブックやツイッターの各アカウントを使用して、頻繁に投稿することにより、多くのフォロワーを確保しており、各アカウントの投稿を、日常的に投稿されている方やフォロワー数の多い方にシェア等をしてもらうことによって、行政からの情報発信だけではなく、多くの方に情報発信をしていただいているという結果となっています。
 また、各アカウントが自らの投稿をシェアするなど、情報発信の工夫もされています。
 このようなフェイスブックなどのSNSの活用は先進的な取り組みであり、今後、本市がSNSの活用を推進していく上で、大変参考になるものと考えます。

視察の様子
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