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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
島根県 出雲市
視察案件
市民協働事業について
実施日
平成30年10月31日
参加者氏名
中川 朗、栗原信司、武 幹也、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一

視察結果概要

(1)視察先の概要
 出雲市は、島根県の東部に位置し、人口175,724人、市の面積が624.36km²となっています。(H30.9.30現在)北部は国引き神話で知られる島根半島、中央部は出雲平野、南部は中国山地で構成されています。また、出雲平野は、中国山地に源を発する斐伊川と神戸川の二大河川により形成された沖積平野で、斐伊川は平野の中央部を東進して宍道湖に注ぎ、神戸川は西進して日本海に注いでいます。日本海に面する島根半島の北及び西岸は、リアス式海岸が展開しており、海、山、平野、川、湖と多彩な地勢を有しているのが出雲市であります。

(2)視察内容
 出雲市では、出雲市総合振興計画(出雲未来図)に基づき、市民協働のまちづくりを進めています。市民団体(NPO法人を含む。以下同様)における自主的・主体的な地域課題解決に向けた市民活動は、まちづくりに欠かせないものであり、出雲市としては市民活動の支援を積極的に行うこととしています。そうしたなか、市の構築に重要な市民団体(学校関係を含む)と市行政が互いに地域課題を共有し、連携・協力をして取り組むことは、今後の新たなまちづくりの手法として取り入れています。この事業では、市民団体と市が、各々の持つ強みを活かし、協働して地域課題解決を目指す市民活動を支援することにより、地域社会の発展を目指すものとなっております。またこの市民活動は自治会活動とは別の位置づけをしており、自治会と市民団体それぞれが活発になってこそ市の発展があるとして協働のまちづくりをしております。

(3)視察から得られた考察
 これからのまちづくりには市民との協働が今まで以上に欠かせないものとなっていくと思われます。そこで自治会とは別の角度で市との協働をはかる市民団体を支援していくことは市の多角化の観点でも重要であると考察いたしました。そして協働による事業の相乗効果の高まりや、地域課題の解決につながることが期待でき、市民団体ならではの先進性と創意工夫が凝らされているとも考察できます。また実施事業として「出雲キャンドルナイト事業」という事業は地元高校生が実行委員会のメンバーとなり、駅前商店街においてキャンドルナイトを実施し、その効果として駅前商店街の活性化 ・若者の地域外流出対策また郷土愛の醸成などが期待できるなど本市においてもこのような取り組みは参考になるのではないかと考察いたしました。

視察の様子
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