各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 新潟県 十日町市
- 視察案件
- 「大地の芸術祭」について
- 実施日
- 平成30年8月2日
- 参加者氏名
- 中川 朗、栗原信司、武 幹也、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一
視察結果概要
(1)視察先の概要
十日町市は、新潟県南部の長野県との県境、千曲川が信濃川と名前を変えて間もないところに位置します。
市の東側には魚沼丘陵、西側には東頸城丘陵の山々が連なっています。中央部には日本一の大河信濃川が南北に流れ、十日町盆地とともに雄大な河岸段丘が形成されています。また、最南部は上信越高原国立公園の一角を占め、標高2,000m級の山岳地帯となっています。
人口 53,448人(平成30年7月末日現在)
面積 590.39Ku
(2)視察内容
「大地の芸術祭」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に一度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。
前回2015年は約51万人の来場者数を記録し、約50億円の経済効果や雇用・交流人口の拡大をもたらしています。
●大地の芸術祭について
1.事業概要について
2.越後妻有アートネックレス整備構想について
3.事業導入の効果について
4.今後の展開及び課題等について
(3)視察から得られた考察
キナーレ(越後妻有里山現代美術館)や越後妻有エリアを走るJR飯山線の各駅に展示されている芸術作品のほか、体験型のものもあり、幅広い年齢層の方が楽しめる内容となっていました。
また、作品の制作への地域住民の参加や地域住民のおもてなしなど、地域住民と一体となってイベントを盛り上げているということを感じました。
本市において、これだけの規模のイベントを実施するためには、かなり醸成が必要であると考えます。

視察の様子