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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
北海道 紋別市
視察案件
紋別ベジタルファクトリーの概要について
実施日
平成30年7月4日
参加者氏名
中川 朗・栗原信司・武 幹也・荒木洋美・鈴木一利・木村圭一

視察結果概要

(1)視察先の概要
 紋別市は、面積830.67平方キロメートル、人口約2万3千人のオホーツク海沿岸のほぼ中央に位置している市である。1869年(明治2年)北海道開拓使が設けられ、エゾ地を改めて北海道とし11国86郡が定められた。その後、北見国紋別郡が誕生し、1880年(明治2年)に紋別村外9ケ村戸長役場が設置、そして1904年(明治37年)には名寄-紋別間の道路が開さくされ、移民が急激に増加し、紋別沿岸の漁業開発が進められました。
 1954年(昭和29年)紋別町・上渚滑村・渚滑村が合併し「紋別市」が北海道19番目の市として誕生しました。農林水産業を始めとする第一次産業に加え、かつて東洋一の産金量を誇った鴻之舞鉱山により栄え、紋別空港開港、紋別港が重要港湾指定を受けるなどして発展をしてきました。また、1999年(平成11年)に念願であったオホーツク空港がジェット化空港として開港、翌年には東京直行便が就航したことにより、地域の観光や経済の活性化に大きく貢献しています。

(2)視察内容
@福祉的就労形態〜就労継続支援A型事業の概要について
A予算について
B特色について
C今後の展開について

(3)視察から得られた考察
 昭和58年頃から官民が併せて福祉を充実させようとして動いている経緯があり、特別支援学校を2校有している紋別市に於いて、これらの特別支援学校の卒業生が3年間住み慣れた本市を離れ、他市町村への就労の場を求めて転出することが殆どという状況の中、卒業後も住み慣れた所で生活できるように政策として打ち出し、福祉的就労継続支援A型事業所を稼働させるため、市独自で予算を確保し、特別支援学校卒業生の就労の場としての広がりを見せる先進的な取組がなされていた。また、本施設に於いては、水耕栽培を行っており、水温・肥料濃度・PH管理・カーテン・遮光カーテン等は自動制御された大型ビニールハウスの設備就労場所であった為、農業分野における最新設備についても学ばせて頂いた。本市に於いても、このような良い施策は大いに参考にすべきと考えます。

視察の様子
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