各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 長野県 長野市
- 視察案件
- 「認知症初期集中支援チーム設置促進モデル事業」について
- 実施日
- 平成29年8月1日
- 参加者氏名
- 中川 朗、栗原信司、武 幹也、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一
視察結果概要
(1)視察先の概要
長野市は長野県の県庁所在地です。上杉謙信と武田信玄の数回に亘る大きな戦が行われた川中島の地として歴史的にも名を残すなど、信越方面の政治経済文化の中心として栄えてきました。また、国宝の本堂を抱える善光寺の門前町として多くの外国人が観光に訪れるなど今も活力に溢れる街。市章に表現されるように、青空、澄んだ水など豊かな自然と共生しながら、市民が融和と団結によって、未来を展望し、飛躍発展を目指し努力向上をしている町です。
人口 380,473人(平成29年4月現在)
面積 834.81㎢
(2)視察内容
1.事業概要について
2.予算について
3.特色について
4.今後の展開及び課題等について
(3)視察から得られた考察
春日部市に限らず、高齢化に伴い、認知症対策は喫緊の重要課題。国としても認知症に対する様々な対策の必要性から自治体との連携を図っています。その一環として、長野市では、国の提案に対していち早く、手を上げることで全国展開の中の14自治体の一つとしてのモデル事業として導入しました。認知症初期集中支援チーム事業は、通常は民間委託で行うことが多いところ、長野市では国からの補助が打ち切られる中、市独自の施策として継続しています。
民間委託では無いことから、公的人材の専門性を活用できることが長所となる反面、人件費が高いというデメリットもあるとのことでした。
春日部市でもほぼ同じような高齢化率と認知症に関する問題もあることからメリットデメリットのバランスを調整する中で試行してみることも有意義と思う所です。

視察の様子