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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
民進党
視察先
滋賀県 米原市
視察案件
公共施設再編計画について
実施日
平成29年6月28日
参加者氏名
矢島 章好

視察結果概要

(1)視察先の概要
 米原市は滋賀県東北部地域の中心に位置し、面積は250.39平方キロメートル(うち琵琶湖の面積27.32平方キロメートル)で、県土全体の6.23%を占めています。
 日本百名山のひとつである伊吹山とその南には霊仙山がそびえ、総面積の63%を占める森林(森林面積:158.04平方キロメートル)にたくわえられた水は、清流姉川や天野川となって流域を流れ、母なる琵琶湖に注ぐという、水と緑に包まれた自然豊かな地域です。

・人口:39,619人(平成29年6月1日現在)
・市域面積:250.39ku

(2)視察内容
@実施に至った経緯について
A事業の概要について
B今後の課題等について

(3)視察から得られた考察
 米原市所有の公共施設は人口規模の類似した他団体と比較しても大変多い状況となっていて、老朽化し更新時期を迎えることで、近い将来に多額の維持管理費用が必要になると見込まれています。
 一方、財政面での歳入の大幅な減少、少子高齢化や人口構成の変化に伴う公共サービスに求められる需要の変化など、公共サービスの在り方を改めて見直していく必要性が高まってきており、米原市では、このような状況の中、施設の更新費用を適正な水準まで引き下げつつ、安定した住民サービスの提供と公共施設を適正に維持管理するため、施設数の削減を図りながら、長期的な視点による維持管理等への取り組み」を計画的に行うことを目的に「米原市公共施設等総合管理計画」が策定されました。
 対象となる公共施設等とは、市が保有する財産のうち、公共施設、インフラ資産を対象としており、基本方針は、現在、市が所有しているすべての公共施設を同じ規模で将来にわたり維持し続けていくことは、将来における人口の推移や財政状況を踏まえると非常に難しいと考えられることから、こうした状況を踏まえ、将来にわたり持続可能な行財政運営と市民サービスの維持・向上を図っていくため、公共施設等の今後のあり方についての基本的な考え方が策定されています。また、数値目標と計画期間は、市の合併市としての影響や、直近に控える財政的な課題等を考慮し、非合併の人口規模類似団体における公共施設の状況等を参考として目標設定を検討した結果、市の保有する公共施設の総延床面積を平成29年度から平成48年度の20年間で約25パーセント削減することを目標として掲げられております。
 春日部市においても、平成27年度から平成28年度にかけて「春日部市公共施設マネジメント基本計画」が策定されておりますが、この計画は、「春日部市公共施設等総合管理計画」を取り込み、具体化したものであり、今後、計画の実行に当たっては、市民の皆さんに十分に説明を行い、意見交換などを行いながら進めていくことができるよう、米原市の取り組み等も参考としたい。

視察の様子
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