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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
日本共産党
視察先
愛知県安城市中心市街地拠点施設(アンフォーレ)
視察案件
中心市街地活性化について
実施日
平成29年7月13日
参加者氏名
松本 浩一  並木 敏恵  卯月 武彦
大野とし子  今尾 安徳  坂巻 勝則

視察結果概要

(1)視察先の概要
愛知県安城市(人口187,192人)は、かつて不毛の地でありながら先人の努力により日本デンマークと呼ばれるほどの農業先進都市となりました。その後は、自動車製造業をはじめとする世界的なものづくり産業の集積地域に位置する地域として産業都市として発展しました。今日、都市と田園のバランスがとれた、18万人を超える市民が暮らす快適なまちとなっています。

(2)視察内容
中心市街地に立地していた民間病院の郊外への移転により、駅から徒歩5分圏の病院跡地活用について、「まちなか賑わい創出プロジェクト」として中心市街地拠点施設「アンフォーレ」を建設し、今年6月にオープンしました。アンフォーレは、公共施設と民間の駐車場、商業施設からなる複合施設で、公共施設部分には、一階に総合窓口、証明・旅券センター、多目的室、ホールなどの貸館、二階から四階は図書情報館、さらに公園、広場が整備されています。施設検討の詳細、経過。現状までの効果、課題等について学びました。

(3)視察から得られた考察
図書情報館は市民の利用者数の高い施設として、中心市街地への中央館として整備されました。また、市民の問題解決のための情報提供の場として、直営でおこなう決断をしています。滞在型の図書館として、ゆったりとしたスペースの中に座席数も800を超え、一日市民が快適に過ごせる空間として多く活用されています。また、建設にあたり2年前から市民との話し合いを進め、市民の施設として意識付けもおこない開設後も市民との活用の仕方について話し合いを続けています。市民参加を進める施設として、こうした手法は大変参考になるものでした。

視察の様子
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