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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
日本共産党
視察先
大阪府高槻市総合市民交流センター(クロスパル高槻)
視察案件
中心市街地活性化について
実施日
平成29年7月12日
参加者氏名
松本 浩一  並木 敏恵  卯月 武彦
大野とし子  今尾 安徳  坂巻 勝則

視察結果概要

(1)視察先の概要
大阪府高槻市(人口353,822人/28年度)は、市域の約半分を占める北摂連山の山並み、南部を流れる淀川などの豊かな自然環境や、古代からの歴史に育まれた多くの文化遺産の恵まれた地として、調和のとれた魅力あるまちづくりを着実に進めてきました。「水とみどりの生活・文化都市」を目指す施策を実施しています。

(2)視察内容
1996年に世代や性別を超えた市民交流を推進し、市民の諸活動を通して生活文化の向上を目的として、総合市民交流センターを建設しました。総工費約53億5千万円、そのうち国の補助金約4億円を活用し、自動車用駐車場(200台)、駐輪場(約2千台)を整備しています。2014年に「クロスパル高槻」を愛称として、現在の行政サービスコーナー、パスポートセンター、消費者生活センター、ワークサポート、男女共同参画センター、青少年センターなど、国・県・市が所管する行政機関の複合施設として利用されています。施設設置の経過や、中心市街地活性化の効果、課題などについて学びました。

(3)視察から得られた考察
高槻市でも平成22年度をピークに人口が約7千人減少しています。加えて高齢化も進捗。商店街数はピーク時の半分以下に落ち込んでしまいました。そうした中で、約20年前に建てられたこの施設の活用が改めて求められています。当初の施設利用に対し、市民の多様な要望に応じて利用形態も弾力的に変えてきた中で、特に貸館の利用は駅前立地という優位性もあり高い利用率を誇ります。さらに、会議室のほかに、ギャラリー・音楽や工作、調理、印刷、ダンスやカラオケなどもできる特殊な学習室があります。当市の中心市街地活性化にとっても、市民の多様な要望に対応していくことが大変重要だと感じました。

視察の様子
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