各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 民進党
- 視察先
- 高知県 高知市
- 視察案件
- 子どもまちづくり活動支援事業について
- 実施日
- 平成29年5月10日
- 参加者氏名
- 矢島 章好
視察結果概要
(1)視察先の概要
高知市は四国南部のほぼ中央に位置し、西方と北方に山岳が巡り、東方には肥沃な美田が続き、南方は浦戸湾を経て太平洋に臨んでいる。土地は総体的に低く、東・南部の湿田地帯は海抜-1.0m、市中心部の県庁前が、3.0m、西部の旭駅前が6.2m、筆山117.9m、西蓮寺330〜350m、北方山岳地帯が400〜600mという現状で、約7kuがゼロメートル地帯である。雨量が多く、殊に毎年夏から秋にかけて台風の襲来がたびたびあるが、北に四国山地、南に黒潮の暖流が巡る南国的な明るい都市である。
・人口:332,059人(平成29年4月1日現在)
・世帯数:162,446世帯(平成29年4月1日現在)
・市域面積:309.00ku
(2)視察内容
@実施に至った経緯について
A効果について
B今後の課題等について
(3)視察から得られた考察
高知市子どもまちづくり基金助成金事業「こうちこどもファンド」は、未来の高知市を担う子どもたちの『自分たちのまちを良くしたい』という想いを実現するために、「高知市子どもまちづくり基金」を積み立て、その基金を原資として子どもたちの自発的な活動を支援する制度であり、当制度は、子どもたちの提案を助成対象とするだけでなく、審査する側にも子どもたちが参加するといった、全国の自治体に先駆けた取り組みとなっています。
当制度は、平成23年6月に設立された「公益信託高知市まちづくりファンドの今後の在り方に関する検討委員会」での検討結果も踏まえながら、平成24年4月より開始され、子どもたちの活動、事業の趣旨に賛同する企業や団体、市民等からの寄付も多く、平成26年11月時点で累計848万円を受け入れる現状となっている。
子どもたちがまちづくり活動を体験することにより、コミュニティ能力やシチズンシップ(市民性)が育まれ、将来のまちづくり活動を支える人材の育成につながっていくとともに、子どもたちのまちづくり活動の地域住民等を巻き込むことにより、新たな絆が生まれ、コミュニティ活動の活性化が図られる取り組みであり、今後の本市における新規事業展開に向けた、市への提言に努めていきたい。

視察の様子