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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
新風会
視察先
愛媛県 松山市
視察案件
福祉総合窓口開設事業について
実施日
平成29年5月9日
参加者氏名
小久保 博史、栄 寛美、海老原 光男、古沢 耕作、吉田 剛

視察結果概要


(1)視察先の概要
 松山市は、愛媛県の中央部に位置し、瀬戸内海に突き出した高輪半島の西部及び忽那諸島などから構成されている。                  
 気候は、温暖な瀬戸内海気候で、年平均気温16.5度である。年間日照時間は2,000時間を超え、全国平均を大きく上回る。全体的に降水量は少なめで、積雪もごく少量、台風の通過も太平洋側の高知県や徳島県に比べれば少なく、穏やかで恵まれた気候条件である。                
 松山の名は、慶長7年(1602年)加藤嘉明が築城にかかり翌8年松山城と名付けたことに始まる。明治6年愛媛県庁が設置され県都となり、明治22年12月5日、全国で39番目の市として市制が施行され、政治・経済の中心都市として成長してきた。
 また、俳聖正岡子規をはじめ、多くの文人を輩出するなど地方文化の拠点としての役割を果たしている。
 人口は、512,373人 (平成29年4月1日現在)
 世帯数は、232,347世帯(平成29年4月1日現在)
 面積は、429.40㎢

(2)視察内容
 市長が実施しているタウンミーティング(平成23年1月から開催)において市民からの要望が多く、市長から「市民目線」に立った窓口対応について指示を受け、平成24年度の重点事業として、場所の確保等、関係課と協議した結果、別館1階の企業局の一部を移転させることにより実現可能となったことから、平成24年7月2日、福祉総合窓口を開設した。
 相談内容としては、〇高齢者相談、〇保育・幼稚園相談、〇障がい者相談、〇手話通訳、〇生活困窮者相談、〇生活福祉資金貸付相談があり、取扱業務は105業務となっています。
 また、総合窓口センター(市民課)と業務連携しており福祉総合窓口で処理できる業務にチェックしたシートを市民に手渡し、福祉総合窓口に繋いでいます。また、フロアーマネージャーを配置し声掛けを行い、要件を伺い対応しているとのことでした。

(3)視察から得られた考察
 市長が、タウンミーティングで市民の声を反映させて実施した福祉総合窓口とあって、市民の反応としては、1か所で様々な手続きが出来るので便利になった。(特に体の不自由な方、高齢者)。担当課が分からなかったが、窓口で把握して処理してくれるようになった。他のサービスも案内してくれるので助かる。また、事業効果としては、死亡時や転入時に必要とされる手続きが、1つの窓口で受け付けることにより、市民の利便性の向上につながっている等、高い評価を得ていることが分かりました。本市でも、現在、福祉総合窓口が機能していますが、より一層の市民課窓口との連携、スペースの問題等、市民が要望する福祉総合窓口として頂きますよう要望致します。

視察の様子
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