各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 兵庫県 明石市
- 視察案件
- 特色ある障がい者施策について
- 実施日
- 平成29年2月9日
- 参加者氏名
- 中川 朗、栗原信司、武 幹也、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一
視察結果概要
(1)視察先の概要
兵庫県明石市は瀬戸内海に面しており、本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋を眼前に望む事ができる風光明媚な土地となっております。
また、隣接の神戸市とともに阪神間の都市圏と播磨臨海地域、そして、海を隔てて淡路・四国を結ぶ、海陸交通の重要な拠点となっています。
人口は294,201人(平成28年12月1日現在)となっております。
(2)視察内容
明石市では障がい者が暮らしやすいまちづくりの責任は行政にある、生活に密接な市をしっかりと取り組んでいくとしています。
現実的には出来る事から目に見える化を進め、福祉に力を入れることが明石市の発展につながるとの理念のもとで様々な条例と施策を展開しております。
それ中で「手話言語・障害者コミュニケーション条例」と「明石市障害者配慮条例」を学んできました。
(3)視察から得られた考察
福祉に力を入れる事が市の発展につながるとの理念は重要であると考えます。そのために福祉の現場での人材の確保や専門家の登用なども今後の春日部市にとって非常に大切な視点である考察できます。
また、福祉に対する関係諸団体との連携強化により、ネットワークの構築が重要であると感じました。条例の策定経緯に「明石市に暮らす人たちが、障害のある人もない人も『暮らしやすい』、『住んでよかった』と思えるまちづくりを進めていくために条例ができた」との考えは春日部市でも同様だと思うので、今後の本市福祉施策にも反映をさせていきたいと考察してきました。

視察の様子