各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 高知県 高知市
- 視察案件
- 高知市子どもまちづくり基金助成金事業「こうちこどもファンド」について
- 実施日
- 平成29年2月7日
- 参加者氏名
- 中川 朗、栗原信司、武 幹也、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一
視察結果概要
(1)視察先の概要
高知県高知市は幾度もの合併を経て面積308.99ku、人口334,288人の地方中核市として南四国の発展を支えております。(平成28年11月1日現在)県民人口の4割以上の人々が高知市在住となっております。高知市の気候の特徴としては、年間を通じて降水量が多い事が挙げられます。特に夏から秋にかけては台風の進路に当たることが多く、降水量が増してしまうことが多いです。また、気候は平均気温が他市平均値と比較して1.2度ほど高く、総じて温暖となっております。
(2)視察内容
「こうちこどもファンド」は未来の高知市を担う子どもたちが『自分たちのまちを良くしたい』との想いを実現させるために「子どもによるまちづくり提案」「子どもによる活動実施」で実施されております。そして、その実施審査においても「子ども審査員も含む審査で助成決定」をしており、まさしく子どもが中心となってのまちづくりを展開しております。「こうちこどもファンド」制度の@子どもを中心とした街づくりの活性化について、A将来の高知市のまちづくりを担う人材の育成について等を学んでまいりました。
(3)視察から得られた考察
本市におきましても、子どもを中心とした提案を重要視していく理念は同様に感じられます。それを高知市では実際の施策として実現させていることに非常に勉強になりました。子どものまちづくり提案には大人の想像がつかない新たなる視点が期待できるとともに、子どもたちが地域活動を実際に行動をしていく事は本市でも重要な視点かと思います。
子どもの考えるアイデアを実現する手伝いを行政として行う事により、本市まちづくりの楽しさ大切さを知って頂く事で、あらためて地元愛も強くなるのではないかと考察いたしました。

視察の様子