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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
民進党
視察先
北海道 室蘭市
視察案件
公共施設再編に伴う新たな複合公共施設整備事業について
実施日
平成28年7月5日
参加者氏名
矢島 章好

視察結果概要

(1)視察先の概要
・人口:87,883人(平成28年3月31日住民基本台帳人口)
・世帯数:46,684世帯(平成28年3月31日住民基本台帳世帯)
・市域面積:80.88ku(国土交通省国土地理院公表値 H27.10.1)
・位置および地勢
 室蘭市は北海道南西部に位置し、西に向かって突出した馬蹄形の絵鞆半島を中心に広がっている。
 南東は太平洋に面しており、白亜の地球岬灯台を中心に約14kmの断崖絶壁が連なる。
 北隅には海抜約911mの室蘭岳から港に臨むチマイベツ川を境に西は伊達市、東は鷲別川を境に登別市に隣接している。背後地には、東北以北随一の洞爺・登別温泉郷がある。

(2)視察内容
公共施設再編に伴う新たな複合公共施設整備事業について
1.整備計画に至った経緯について
2.効果について
3.今後の課題等について

(3)視察から得られた考察
 室蘭市では、「耐震診断結果に基づく公共施設の整備等の考え方」に基づき、耐震性に課題がある施設や老朽化が著しい施設を集約し、中島町の旧向陽中学校跡地に新たな「複合公共施設」の建設を予定しています。
 この複合公共施設とは震性に課題がある「総合福祉センター」や「青少年研修センター」、「中島会館」のほか、他の公共施設に入居している「市民活動センター」を集約し、子供からお年寄りまで多世代が交流できる施設を建設するものであり、施設の整備運営にあたって、民間の創意工夫やノウハウを活かした「DBO方式」(DBO方式とは、公共が資金調達を負担し、設計・建設、運営を民間に委託する方式のこと)を採用し、整備が進められている。
 平成27年3月に作成された本市の公共施設白書(大量に建設された公共施設等は、老朽化の進行や更新時期の集中、人口 減少や少子・高齢化の進行に伴う市民ニーズの変化、東日本大震災などを教訓とした大規 模災害等への対応、低炭素社会や循環型社会への転換などにより、取り巻く環境は大きく 変化しており、これらへの対応が迫られています)への取り組みに対して、本市においても施設の集約にあたっては利用者である市民の声を多く取り入れながら計画をすすめるべきであると強く感じました。

視察の様子
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