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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
新政の会
視察先
青森県 青森市
視察案件
「青森市観光アクションプラン」について
実施日
平成28年5月13日
参加者氏名
河井美久、山崎 進、会田幸一、滝澤英明、岩谷一弘
鬼丸裕史、金子 進、佐藤 一、斉藤義則、水沼日出夫、石川友和

視察結果概要

(1)視察先の概要
青森市は、青森県のほぼ中央に位置し、人口290,721人・世帯数136,191世帯で824.61㎢に及ぶ広大な行政区域を有しており、北は陸奥湾に面し、東部と南部は奥羽山脈の一部をなす東岳山地から八甲田連峰に、西部は広大な津軽平野から津軽山地に連なるなど、雄大な自然環境に恵まれています。気候は、夏が短く冬が長い冷涼型の気候に属し、特に冬は積雪量が非常に多く、全域が国の特別豪雪地帯に指定されています。また、青森県の交通・行政・文化の中心都市として都心部を中心に高度な都市機能が集積し、平成22年12月には東北新幹線新青森駅が開業するなど、交通の結節点として高い拠点機能を有しています。また、全国トップクラスの生産量を誇るリンゴの一大生産地域として、さらに、三内丸山遺跡・小牧野遺跡・浪岡城跡・高屋敷館遺跡といった貴重な史跡や世界の火祭り「青森ねぶた祭り」、日本一おいしいとお墨付きをいただいた「水道水」など、ここにしかない豊かな宝物を有しているまちでもあります。

(2)視察内容
平成28年3月26日に北海道新幹線が開業し、新青森〜新函館北斗間が1時間1分でつながりました。北海道新幹線の開業を契機に、観光資源の掘起こしや磨き上げ、観光客の受入れ体制の整備・充実を図りながら、観光振興を推進する体制を確立するものです。青森市では、青森市観光アクションプラン「〜こころ ハネる 青森〜」を策定し、その目指すイメージを「年中いつでも!ここでしか体感できない!ねぶたのワクワク・ドキドキを感じられる青森市」 とし、ねぶたが紡ぐ1年間のストーリーを構築し自然・食・文化といった青森市ならではの魅力を繋ぎ合わせ、これを目指すターゲットに確実に届くプロモーションを展開しています。また、青森県・函館デスティネーションキャンペーンでは、青森県と北海道道南地域が、古来から津軽海峡を挟み交流・交易が活発に行われてきたエリアであり、両地域には豊かな食や温泉、函館の異国情緒あふれる街並みや、弘前の城下町風情、下北半島や津軽半島の豊かな自然・田園風景など、様々な魅力を実感できる旅を提案しています。そしてまた、広域連携として函館市・青森市・弘前市・八戸市及び周辺地域で「青函圏観光都市会議」を立ち上げ、青函エリアを一体の観光圏として構築し、国際競争力を高め、内外からの観光客の来訪・滞在の促進を図っています。このように、新幹線開通により道南地方と青森の距離が近くなったことから、広域で連携しお互いの良いところをアピールし相乗効果を図っています。

(3)視察から得られた考察
北海道新幹線開通になり、北海道道南地方と青森の距離が一段と近くなった。今までは東北新幹線の終着駅として、青森の力で誘客しないとならず、大変厳しい面があったが、北海道新幹線開業により函館青森間が1時間足らずで結ばれ、道南地方と青森とが広域連携して内外からの観光旅客の来訪及び滞在をより一層促進できる様になった。春日部市は埼玉県東部の交通の要衝にあり、公共交通機関でも車でも容易に訪れることのできる便利な地域にある。観光資源としては、クレヨンしんちゃんの街、大凧の里・龍Q館、日本一の藤、桐たんす、押絵羽子板等あり資源は十分備わっているが、さらに近隣市町と連携しターゲットを絞り情報発信し、来訪・滞在の促進を図っていく必要がある。又、訪日外国人も増加傾向であり外国語表記のパンフレットや滞在設備の整備が必要であると考える。

視察の様子
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