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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
福島県 福島市
視察案件
市庁舎移転事業について
実施日
平成27年11月20日
参加者氏名
中川朗、栗原信司、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一

視察結果概要

(1)視察先の概要
 福島県福島市は、面積767.74km²、人口は282,139人で福島県の北部に位置し、西は丘岡陵状の阿武隈高地に囲まれた福島盆地の中心に開けており、南北に阿武隈川が流れています。市域中心には信夫山が位置し、これを取り巻くように市街地が広がっています。内陸性気候であり、典型的な盆地気候の特徴を示しています。

(2)視察内容
 福島市は平成23年1月4日より、新庁舎東棟の業務を開始しました。この新庁舎は、防災の拠点としての庁舎、環境に配慮した庁舎、誰もがわかりやすく利用しやすいユニバーサルデザインの考え方を取り入れた庁舎などの特徴を持っています。また、完成直後に発生した東日本大震災の際には、耐震性を備えた庁舎として十分な機能で防災拠点としても、その機能を大きく発揮しました。その事でも、市民の皆様からも安心して利用できる新庁舎として市民の幅広い認識をされた次第です。

(3)視察から得られた考察
 本市においても、新庁舎建設に向けて現在審議会で協議されています。新庁舎建設は、本市にとって重要な課題となっており、福島市での新庁舎建設に至った経緯は非常に参考になりました。福島市での新庁舎の基本理念「市民、街なか、広域に開かれた市役所づくり」となっています。本市では「人に優しく災害に強い市民に親しまれる庁舎」となっており、本市と福島市は、市民のための庁舎との位置付けでの理念も同様に感じられます。福島市での新庁舎で特筆すべきは防災拠点としての庁舎でした。防災機能を確保し災害発生時には避難場所としても対応できたそうです。また、わかりやすい案内、利用しやすい駐車場(思いやり駐車場)、誰にでもやさしい庁舎として各階に多目的トイレを設置するなど、安心して利用できる庁舎として、点字ブロックの設置などは大いに学ぶべきところでした。この度、福島市の新庁舎建設にいたる経緯、福島市東棟新庁舎を学ばせて頂き、今後の本市の新庁舎建設に向けて大変参考になりました。

視察の様子
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