各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 日本共産党
- 視察先
- 長野県 松本市
- 視察案件
- 地域づくりシステムについて
- 実施日
- 平成27年11月19日
- 参加者氏名
- 卯月武彦、大野とし子、松本浩一、並木敏恵
視察結果概要
(1)視察先の概要
松本市(人口24万2千人)は、合併を繰り返し978.47ヘクタールという広大な面積を有している。35の地区があり、「安心して、いきいきと暮らせる住みよい地域社会」に取り組んでいます。
(2)視察内容
1、事業策定の経緯
2、事業内容および特徴
3、事業費
4、今後の課題
(3)視察から得られた考察
平成18年に「地域づくり」に着手し、23年に「地域づくり課」を創設しました。26年には「松本市地域づくりを推進する条例」を施行し、27年4月に「地域づくり部」が創設され、市民が主体となって地域課題を解決していく活動や取り組みをおこなっています。
この取り組みのもとになっているのは、戦後からの「公民館による地域づくり」や、平成7年からの「福祉ひろば」です。これらの活動の成果を生かして、急激に変わる社会・経済情勢に対応し、これからの「少子・高齢化」などの厳しい時代を乗り切るために、政策として「地域づくりシステム」を策定しました。
市は、地区での話し合いの中から、@取り組みやすい環境を整える、A一緒に考える、B地区の取り組みを支援する、C担うべき役割を分担する、ことを基本に事業を推進しています。地区への財政支援として、「松本市地域づくり推進交付金」、「松本市地域振興事業補助金」を設けています。
各地区で立ち上げた「住みよいまちづくりをすすめる会」、「将来ビジョンを考える会」「プチ送迎ボランティア」などは、市民が主体的に参加する地域づくりとして大変参考になりました。

視察の様子