各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 日本共産党
- 視察先
- 長野県 下伊那郡阿智村
- 視察案件
- 村づくり委員会について
- 実施日
- 平成27年11月18日
- 参加者氏名
- 卯月武彦、大野とし子、松本浩一、並木敏恵
視察結果概要
(1)視察先の概要
阿智村(人口6,628人)は、資金を提供して住民が提案・具体化する「むらづくり委員会」により、住民参加の地域づくりをしています。
基本理念は、「住民一人ひとりの夢と希望に満ちた、有意義な人生を追求できる村が、永続的に維持されることを願うこと」です。
(2)視察内容
1、事業策定の経緯
2、事業内容および特徴
3、事業費
4、今後の課題
(3)視察から得られた考察
平成20年7月に協働活動推進課が、「住民の力をどう高めるか」「住民自治力の向上と発展をどうつくるか」「持続可能な集落・村づくり」などを目標に、住民組織(NPO、ボランティア、村づくり団体等)の立ち上げ支援と活動支援、行政や各種組織間の協働・連携事業を進める窓口として設置されました。
そして、全村博物館構想の推進、地域おこし協力隊の配置、村づくり委員会事業、婚活事業など、集落維持のための課題解決の事業化に向けた取り組み、さらに具体化を図っています。
5人以上の住民が村づくりの研究、研修、実践等を行った経費に対し、支援金(予算額100万円)を交付しています。
現在74団体が登録して活動中です。地区女性たちの「ごか食堂」、「薬草研究会」、「阿智村であいプロジェクト」の代表者の話を直接伺い、住民が主体的な地域づくりに参加している事業は大変参考になりました。

視察の様子