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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
新風会
視察先
愛知県 春日井市
視察案件
春日井駅自由通路および橋上駅舎について
実施日
平成28年2月9日
参加者氏名
小久保 博史、栄 寛美、海老原 光男、古沢 耕作、吉田 剛

視察結果概要

(1)視察先の概要
 名古屋都市圏の北東部にあって、市制の施行は、昭和18年6月1日で、太平洋戦争のさなかに、勝川町、鳥居松村、篠木村、鷹来村の4か町村が合併し、鳥居松工しょう、鷹来工しょうを擁する軍需産業都市として誕生しました。
しかし、終戦により、農業の奨励や工場の誘致などに努力し、昭和25年、王子製紙春日井工場の誘致を機に、内陸工業都市として歩み始めました。
昭和30年代後半に入り、土地区画整理事業の推進、高蔵寺ニュータウンの建設が始まり、この頃から、住宅都市としての性格が強まってきました。
このため、良好な居住環境の形成に重点をおいた都市づくりを進め、平成5年には市制施行50周年を迎えました。
平成13年4月には特例市となり、人口30万人を擁する中部圏の中堅都市として発展してきました。

(2)視察内容
 整備に至った経緯は、市議会議員による署名活動を行い、請願を提出したが、一度断ち切れとなりましたが、平成19年に「都市交流拠点将来ビジョン」が制定され、「JR春日井駅自由通路の整備」が盛り込まれました。
策定の目的は、高齢者から子どもまでの全ての世代が集い、暮らすことができる、機能が集約された利便性の高い都市構造への転換が必要となっている。
特に、交通結節点である鉄道駅周辺において、市民生活の利便性の向上のため、立地条件を活かした多様な集積が必要であるとあります。
平成15年にスタートした事業は、平成28年秋に供用予定であり、予算55億8千万円とのことでした。

(3)視察から得られた考察
 春日井市には、5つの駅があり勝川駅付近の連続立体交差事業。
高蔵寺駅、地下通路。神領駅、自由通路。そして、春日井駅自由通路の整備。
春日井駅の整備が遅れたのは、一番歴史があり、区画整理も終わっており、新たな整備が進まなく、逆に勝川駅周辺は何もない場所で区画整理、再開発等を進めやすく総事業費900億円をかけ整備することができました。
一番、手が付けにくかったのが歴史が古く市役所のある春日井駅でした。
貨物線もあり連続立体は無理であったため、南北のまちづくりを含めた自由通路及び橋上駅舎の整備を選択しました。
春日部市におきましても、現在、春日部駅付近連続立体交差事業に向けて取り組んでおります。
平成29年に都市計画事業認可予定となっております。
早期の決定並びに早期完成を要望します。

視察の様子
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