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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
新政の会
視察先
福岡県 福岡市
視察案件
地方独立行政法人福岡市立病院機構の設立までの経緯と現状について
実施日
平成28年2月1日
参加者氏名
河井美久、会田幸一、滝澤英明、岩谷一弘、鬼丸裕史、
金子 進、佐藤 一、斉藤義則、水沼日出夫、石川友和

視察結果概要

(1)視察先の概要
 福岡県福岡市は九州の北部にあり、面積343,38ku、(春日部市66ku)人口1,523,537人(春日部市236,876人)で福岡県の西部に位置し、昭和47年4月1日より政令指定都市である。
 福岡市ではオークランド市(米国)ボルドー市(フランス)オークランド市(ニュージーランド)他3市と姉妹都市、広州市(中国)との友好都市関係である。

(2)視察内容
市(議会)と地方独立行政法人の関係について
・地方独立行政法人になって変わることについて
・地方独立行政法人になっても変わらないこと
・地方独立行政法人のメリット・デメリットについて
・現在の問題点や課題について
・今後の事業展開について

(3)視察から得られた考察
 こども病院・感染症センターと福岡市民病院は、これまでも患者サービスの向上や経営改善に努めてきましたが、現在の地方公営企業法一部適用という経営状態では、大きく変化する医療環境に対応していくには限界があるということで、平成20年1月、福岡市病院事業運営審議会に市が担うべき医療を安定的・継続的で効率的に提供していくための「経営状態のあり方」について諮問し、平成20年6月に「市が担うべき医療を安定的・継続的かつ効率的に提供していく経営状態としては両病院の現状を踏まえると、地方独立行政法人を選択することが望ましい」との事でした。
 人材確保に関しても近くに九州大学病院がある事により3次救急である救命救急センターからのスカウトが出来た等、地方独立行政法人の立ち上げに後押しが出来たとのことです。
 地方独立行政法人になって変わったことは医療の質・サービスの向上。より効率的な病院経営。地方独立行政法人になっても変わらないことは市立病院の使命と責任はしっかりと果たす。政策医療に必要な費用は市が負担する。地方独立行政法人になってからの病院の評判はすこぶる良いとのことなので、今後春日部市も地方独立行政法人を選択することがあるのならば一番の課題は医師の確保が最重要課題であると認識されます。

視察の様子
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