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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
社会民主党
視察先
愛知県 一宮市
視察案件
新庁舎建設事業について
実施日
平成27年1月30日
参加者氏名
蛭間 靖造

視察結果概要

(1)視察先の概要
・一宮市は木曽川の沖積作用によって形成された濃尾平野の中央にあり、古くから農耕が盛んに行われていた。江戸時代には米麦の他に綿花の栽培が盛んになり農家の副業として綿織物生産が盛んとなり、今日では、産業構造の変化により繊維産業を中心とする複合型産業都市に変貌した。
・中部経済圏の重要な交通拠点を有し、名神高速、東海北陸道があり、鉄道もJR東海道本線、名鉄本線が走り、経済基盤の強化が働いている街並みでした。

(2)視察内容
・一宮市は2005年の合併で3庁舎による分庁方式で行ってきたが、市民から分庁方式の限界を指摘する声が大きくなり、また、耐震診断の結果、耐震改修は構造上困難とされ、建て替えのための新庁舎建設等基本構想策定委員会を設け、検討を重ね2014年5月に新庁舎による業務が開始された。

(3)視察から得られた考察
・市のシンボルとなる庁舎作りがされている 
 「一宮らしさ」抽出・・・「七夕」・「織物」をデザインとして取り入れている。
・「姿勢の透明性」の象徴 
エントランスホールを自然光が入る2層吹き抜けの空間を演出し入館しやすい庁舎となっている。
・「日常的な親しみ」の創出
  本町商店街からは、庇のある遊歩道で新庁舎につながり空間構成がユニークであった。
・建物中央の吹き抜けを中心に見通しのきく平面でわかりやすい動線が作られていた。
・自然エネルギーの有効活用がされていた。

視察の様子
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