各常任委員会、議会運営委員会、各会派　行政視察報告書

委員会名・会派名

新政の会

視察先

岐阜県　岐阜市

視察案件

ぎふ躍動プラン・２１について

実施日

平成27年1月29日

参加者氏名

河井美久、山崎　進、会田幸一、滝澤英明、岩谷一弘、鬼丸裕史、金子　進、佐藤　一、斉藤義則、水沼日出夫、石川友和

（１）視察先の概要
　岐阜県岐阜市の平成２６年４月１日現在の人口は４１５，１１３人、世帯数は１７３，００６世帯、面積は２０２．８９Kｍ²（春日部市の３倍強）です。
　「岐阜」の地名は室町時代の守護士岐成頼画像の賛にその字が用いられていることなどから、信長以来にも使用されていたことがうかがわれるが、それを広めたのは信長である。信長は永禄１０（１５６７）年、沢彦宗恩を招き、「井ノ口」の名を改めるように命じた。沢彦和尚は、中国の周の時代、その分王が岐山で兵を挙げて天下を治めたという故事から、岐阜、岐山、岐陽の名を示し、信長は「岐阜」を選んだといわれています。

（２）視察内容
岐阜市新庁舎建設基本計画の概要について
1. 現庁舎の抱える課題
2. 本庁舎の継続使用と新庁舎を建設する場合の比較
3. 新庁舎に求められる機能
平成２５年度岐阜市市民意識調査結果の報告書の概要について
現在の問題点や課題
今後の事業展開について

（３）視察から得られた考察
　岐阜市も県庁所在地にあるにも関わらず、人口は減少傾向にあり春日部市と同じ課題を抱えており、「ぎふ躍動プラン・２１」という基本構想を目標までの年数を定めず、多方面に渡って実施しているとの事でした。
　岐阜市本庁舎は建築後４８年が経過しており、見るからに老朽化が進んでいるのがわかりました。
　移転場所に関しては、市長自らがメディアに出て、新庁舎の建設地（岐阜大学医学部等跡地）について当地で建設するメリットをしっかりと市民に向けてのメッセージを発信しているとの事でした。
　また新庁舎建設にあたる事業費も総額で約２００億円、基金ですでに約１１０億円を積み立てており更に合併特例債で約９０億円を捻出出来るとの事で、ほぼ一般会計や財政調整基金からの取り崩し無しで建設に踏み切れるとの事でした。
　本市におきましても今後基金や補助金などを上手く活用し、現在東京オリンピックに向けて材料費も大変に高騰しておりますので総合的に判断をして建て替えを行うべきだと考えました。