各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 民主党
- 視察先
- 石川県 金沢市
- 視察案件
- 金沢21世紀美術館の運営と地域活性化について
- 実施日
- 平成27年2月11日
- 参加者氏名
- 矢島 章好
視察結果概要
(1)視察先の概要
金沢市は、日本列島のほぼ中央に位置している。約400年の間、大きな自然災害や戦災を受けておらず、歴史的なまちなみが残り、伝統文化が息づく。
犀川、浅野川の二つの川と三つの段丘に囲まれた自然豊かな地形を有し、まちの周辺には高等教育機関が集積されている。市民のコミュニティが確立されている稀有な都市であるとともに、学術・文化を基盤とした多数のものづくり産業が存在している。
2009年1月、国から「歴史都市」の認定を受けるとともに、同年6月にはユネスコ(国際連合教育科学文化機関)創造都市ネットワークにクラフト分野で登録された。こうしたまちの個性を活かし、世界の「交流拠点都市金沢」をめざしている。
◆人口:463,748人(平成26年3月1日現在)
◆面積:468.22 ku
(2)視察内容
1.金沢21世紀美術館の特徴について
2.建設に至った経緯について
3.建設後の効果について
4.地域活性化に向けての取り組みについて
5.今後の課題について
(3)視察から得られた考察
当該施設はとても素晴らしい施設であります。本市においては、このような規模の施設を建設するということはないと考えますが、企画運営については、参考にすべき点があります。
特に、4つのコンセプト@世界の「現在(いま)」とともに生きる、Aまちに生き、市民とつくる参加交流型、B地域の伝統を未来につなげ世界を開く、C子どもたちとともに成長する、を基本に最先端の企画、魅力ある企画として予算を投資している。結果、多くの来館者があり、文化芸術に関心を持つ市民が増えており、いかに集客するかということに関しては、大変参考となりました。

視察の様子