各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 民主党
- 視察先
- 富山県 富山市
- 視察案件
- 公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりについて
- 実施日
- 平成27年2月9日
- 参加者氏名
- 矢島 章好
視察結果概要
(1)視察先の概要
富山市は富山県のほぼ中央から南東部分までを占め、北には豊富な魚介類を育む富山湾、東には雄大な立山連峰、西には丘陵・山村地帯が連なり、南は豊かな田園風景や森林が広がっている。
市内には神通川や常願寺川など大小の河川が流れ、古くから川で結ばれた文化圏を形成している。海の幸に恵まれた富山湾から登山家たちを魅了してやまない3,000 メートル級の山々までが織りなす自然の姿は、世界第一級の景観をなしている。
人口・面積(平成26年3月末現在)
人口:419,6077 人(世帯数:169,534)
面積:1,241.85 平方キロメート・ル
(2)視察内容
1.ライトレールについて
@整備状況と特色について
A事業費及び効果について
2.中心市街地の活性化について
@取り組み状況について
A事業費及び効果について
3.その他
@今後の課題
(3)視察から得られた考察
富山市の市長の政策の一環として、環境モデル都市に選ばれるために公共交通の整備をした訳ではなく、「コンパクトなまちづくり」をすることを目的として、公共交通の整備を進めてこられた。CO2削減を推進することでまちの魅力を高め、固定資産税などの税収を上げ、 そして、その税金を更なるまちづくりのために投入する。
市長の積極的なまちづくりに対する取組みが評価され、富山市は環境モデル都市として認められ、全国の自治体から注目されることとなった。
事業資金は国の補助で賄われており、公共交通の整備も終わり、今後の維持管理費が市の財政に負担をかけることになるという問題はあるが、中心市街地のデザイン性の良さ、まちのイメージアップ、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」により、市民のライフスタイルが変化したことなど、その取組みの効果は大きいと感じました。

視察の様子