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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
議会運営委員会
視察先
愛知県 刈谷市
視察案件
議会改革(質問・質疑)について
実施日
平成26年11月6日
参加者氏名
会田幸一、中川 朗、並木敏恵、鬼丸裕史、
海老原光男、山崎 進、
河井美久(議長)、栄 寛美(副議長)

視察結果概要

(1)視察先の概要
  刈谷市は愛知県のほぼ中央に位置し、西三河平野西部にある衣浦湾へ注ぐ境川、逢妻川、猿渡川の下流に面しています。市の中央部には最先端技術を駆使した自動車関連産業の工場が並び、活気に満ちあふれています。
  また、伊勢湾岸自動車道の刈谷パーキングエリアと岩ヶ池公園を一体的に整備した刈谷ハイウェイオアシスは、連日多くの人でにぎわい、周囲には国の天然記念物に指定されたカキツバタ群落で有名な小堤西池や緑豊かな洲原公園など、すばらしい自然環境も守られています。
  刈谷市は昭和25年4月に市制を施行し、現在、刈谷市高齢者福祉センターなど、市民福祉の充実を図り、14万都市としての風格を整え、「人が輝く 安心快適な産業文化都市 刈谷」として着実に歩んでいます。

(2)視察内容
1.導入に至った経緯・背景・時期
  刈谷市議会では、3月定例会に限って、新年度予算に対する質疑と一般質問を同時に行っている。昭和27年3月の本会議から導入しているが、導入に至った経緯や背景については、会議録等に記載が残っていないため不明。
2.目的
  会議録等に記載が残っていないため不明だが、3月定例会における審議の効率化を図ることが目的であったのではないかと考えられている。
3.内容(取り決め事項等)
・日数
 3日間
・質問、質疑者数(直近1年間の定例会実績)
 平成25年12月、15人 平成26年3月、17人(質問・質疑) 平成26年6月、14人 平成26年9月、15人
 合計61人
4.特色
 刈谷市議会では、2月中旬の本会議において、議案説明を行い、委員会付託を行っているが、当初予算議案は説明のみを行い、一般質問とあわせて予算議案の質疑を行っている。
5.成果・効果
 3月定例会では、当初予算質疑の内容が広範にわたり、一般質問の内容と明確な区分が難しい中、質問・質疑とすることで、審査内容の重複を防ぎ、議会運営の効率化・円滑化が図れていると考えている。

(3)視察から得られた考察
  刈谷市議会では、3月定例会において「一般質問・質疑」として、新年度予算に関しての議案質疑を一般質問と同時に行っています。刈谷市議会のこの質問・質疑の取り組みは、絶えず議員自らが検証し、改革を目指しているため、参考になることばかりで大変刺激を受けました。
  本市議会の一般質問・議案質疑の改革も劇的な変化はないにしろ、少しずつ確実に改革を行っていければよいと思います。質問・質疑の改革も日々変わる社会情勢を見極めつつ、本市議会にあった改革を積極的に推進し、今後の議会運営にいかせるよう、調査研究していきたいと思います。

視察の様子
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