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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
議会運営委員会
視察先
三重県 伊賀市
視察案件
議会改革(代表質問制度)について
実施日
平成26年11月4日
参加者氏名
会田幸一、中川 朗、並木敏恵、鬼丸裕史、
海老原光男、山崎 進、
河井美久(議長)、栄 寛美(副議長)

視察結果概要

(1)視察先の概要
伊賀市は三重県の北西部に位置し、北は滋賀県、西は京都府、奈良県と接しています。近畿圏、中部圏の2大都市圏の中間に位置し、それぞれ約1時間の距離です。近年では、このような条件から三重・畿央地域として首都機能移転候補地にも挙げられています。
 地形は北東部を鈴鹿山系、南西部は大和高原、南東部を布引山系に囲まれた盆地を形成しており、低地・台地は少なく、丘陵地が多くなっています。このため、限られた平地や台地を農地や宅地として利用しています。水系は大阪湾に流れ込む淀川の源流域であり、近畿圏域の水源地となっています。
 また、伊賀市は京都・奈良や伊勢を結ぶ大和街道、伊賀街道、初瀬街道を有し、古来より都に隣接する地域として、また、交通の要衝として、江戸時代には藤堂家の城下町として栄えてきました。

(2)視察内容
1.導入に至った経緯・目的
  平成16年11月に市町村合併後、伊賀市議会基本条例の制定や各規則等の整備、見直しを進める中 で、市議会申し合わせ事項についても整理し、一般質問や議案質疑の項と合わせて検討を行った。
2.議案質疑及び一般質問との相違点
・3月定例会のみ認められている
・質問内容が限定されている
3.内容
・導入時期
 平成18年3月定例会より
・質問内容
 施政方針、予算編成方針、教育行政方針について
・質問回数
 時間内であれば回数制限なし。代表質問を行った議員は、同一会期内での一般質問及び関連質問を行うことはできない
・質問時間
 60分以内(答弁を含む)
・質問順序
 大会派順(会派構成人数が同数の場合は抽選)
・質問日数
 毎3月定例会のうちの1日
・質問者数(直近1年間の定例会実績)
 5人(平成26年3月定例会)

(3)視察から得られた考察
  伊賀市議会では、3月定例会において、施政方針、予算編成方針及び教育行政方針に対してのみ、会派から1人が代表して代表質問を行っています。
 今回は、議会改革の推進、特に代表質問制度について行政視察を行いましたが、伊賀市議会については議会改革に対して積極的に取り組んでおり、代表質問制度についても、鋭意取り組んでいます。議会改革には、議員自らの意識改革が伴うことが多く、本市議会においても、今後、さらに議員の意識を高めていくことが必要であると思われます。議会改革は、たゆまず継続的に行う必要があり、本市議会として代表質問制度の導入を進めていくうえで、伊賀市議会の取り組みは大変参考となりました。

視察の様子
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