各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 奈良県 奈良市
- 視察案件
- 奈良市立看護専門学校について
- 実施日
- 平成26年11月14日
- 参加者氏名
- 中川朗 栗原信司 武幹也 荒木洋美 鈴木一利 木村圭一
視察結果概要
(1)視察先の概要
奈良市は710年の平城京遷都により歴史が始まった街。
明治31年に市制施行となり、間もなく市制施行120年を目前にしている。
人口364,000人、面積276.84kuの広大な街。
(2)視察内容
少子高齢化の進展、医療技術の進歩、市民の医療に関する意識などが多様化する中で、看護師に求められる資質も変化を遂げている。
また、奈良市では国立病院が市へ移管となり、質の高い看護師の育成や確保が重大な課題となり、昨年、市立看護学校が開設の運びとなった。
そこで、春日部市としても市立病院が新しく整備され、市民の関心も高まる中で、看護専門学校も同様に看護師の育成や確保が課題と思われ、視察研修を実施した。
(3)視察から得られた考察
看護専門学校は、介護・看護・その他の実務経験に裏付けられた校長先生を中心とした優秀なスタッフが、地域医療における看護実践力を身につけるために、市立病院に極めて近い場所に設置された。
病院に近い場所に設置し、病院勤務の医師による現場直結の指導を受けられることが、時間的にも内容的にも充実できる。
また、人を作るのは環境であることから、環境整備をソフト的にもハード的にも高度に充実した設備であり、そして、広さを含む施設の充実が何よりも質の高い看護師を育成するのに大切であることを実感できた。
春日部市政にも反映できるように取り組みたいと思った。

視察の様子