各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 大阪府 東大阪市
- 視察案件
- 近鉄奈良線鉄道高架連続立体化事業について
- 実施日
- 平成26年11月13日
- 参加者氏名
- 中川朗 栗原信司 武幹也 荒木洋美 鈴木一利 木村圭一
視察結果概要
(1)視察先の概要
東大阪市は大阪府のほぼ中央に位置し、大阪市、大東市、八尾市、奈良県などと接している。東西11.2km南北7.9kmで春日部市に近い面積を有している。
生駒山のふもとの河内平野に広がる東大阪市の歴史は石器時代に始まり、南北朝から室町にかけて幾多の戦闘に巻き込まれた。
近年では、東洋初のラグビー専用競技場ができたことから、全国のラガーメンの憧れの聖地として発展を続けている。
人口504,000人、面積61.81ku。
(2)視察内容
東大阪市は、関西空港、関西文化芸術研究都市への交通路の結節点として、JR・民間鉄道・地下鉄などが発達しており、最近では大阪中央環状線〜大阪外環状線までの近鉄奈良線連続立体交差事業区間約3.3kmが高架化された。
狭い敷地を活用し、費用負担を少なく、事業期間も短くなるように努力するなど鋭意工夫を重ねてることと、駅自体は未完成ではあるものの鉄道部門としては本年9月に供用開始となったことから、事業認可を間近に控える春日部市に参考になることが多いと思われ視察研修を実施した。
(3)視察から得られた考察
工事を「別線方式」と「架線方式」とで施工していることや、街中を横断し駅や鉄道周辺に住宅が密集するなかで、工事期間短縮と費用の縮減を図ることなど、春日部駅付近連続立体交差事業の抱える問題が似てることから、用地買収の進め方、その事業費の確保について種々、意見交換をした。

視察の様子