各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 日本共産党
- 視察先
- 長野県 佐久市
- 視察案件
- 佐久医療センターについて
- 実施日
- 平成26年7月8日
- 参加者氏名
- 坂巻勝則、卯月武彦、大野とし子、松本浩一、今尾安徳、並木敏恵
視察結果概要
(1)視察先の概要
70年の歴史がある佐久総合病院は、12年前から総合的に機能・役割を見直し再構築をおこなってきました。そして、本院の再整備をおこなうとともに、今年3月1日には専門医療と救急・急性期医療に特化した予約・紹介型の佐久医療センター(病床数450床、標榜診療科46科)を新築し開院しました。
佐久総合病院の基本的な役割は、地域ニーズに深く応える医療活動の実践であり、新たなキーコンセプトは「地域医療連携」をおこなうことです。
佐久医療センターは、「病院完結型医療」から「地域完結型医療」への転換という時代の大きな流れの中で、佐久医療圏において初めての「地域医療支援病院」を目指しています。
(2)視察内容
1、佐久総合病院の概要
2、佐久医療センター建設に至った経過
3、施設や医療スタッフの概要
4、施設・設備の見学
(3)視察から得られた考察
佐久総合病院の基本理念は、「農民とともにの精神で、医療及び文化活動を通じて、住民のいのちと環境を守り、生きがいのある暮らしが実現できるような地域づくり、国際保健医療への貢献をめざします」です。
佐久医療センターは、地域医療支援病院として、佐久医療圏と東信地域の医療機関と緊密に連携しながら基幹病院としての役割を果たすことを目的に建設されました。
佐久総合病院は、長い歴史の中で地域の医療・保健活動を通じて、いのちと健康を守り、地域づくりに貢献していることがよくわかりました。
春日部市においても、平成27年度完成予定の新病院運営にあたっては、真に地域から求められる病院となり、住民のいのちと健康をまもる拠点とならなければならないと認識しました。

視察の様子