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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
愛知県 小牧市
視察案件
新庁舎建設事業について
実施日
平成25年11月8日
参加者氏名
大山利夫、中川朗、栗原信司、五十嵐みどり、武幹也、荒木洋美

視察結果概要

(1)視察先の概要
  小牧市は昭和30年1月1日に市制施行され、愛知県北西部に位置する市で、名古屋市の北側に位置し、複数の高速道路が交わることから、陸上交通の要衝となっています。市の中部には小牧・長久手の戦いの舞台ともなった小牧山があり、小牧山は市のシンボルで、その頂上に築かれていた小牧山城は織田信長公が天下統一という夢へのチャレンジの第一歩として築城したものであり、今年は、小牧山城築城450年という記念すべき年にあたっています。また、南部には県営名古屋空港の一部や航空自衛隊小牧基地が、東部には桃花台ニュータウンがあり、人口が約15万3千人。面積が62.82㎢で商工業の発展が著しい都市です。

(2)視察内容
  小牧市役所の新庁舎建設事業は、1965年に建設された本庁舎(旧庁舎)の老朽化や狭隘化、耐震性などの問題を解決し、効率的な市民サービスを提供するために、平成24年7月に南庁舎の西側に新庁舎を建設しました。新庁舎は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造(免震構造)で、地上6階・地下1階・塔屋1階です。事業費は、設計・監理費と工事費の合計で50億9千万円。資金調達方法は、市独自の建設基金が48億7千万円、一般財源が1億4千万円、国費が8千万円弱です。従来手法による建設で全面がガラス張りとなる建物でした。

(3)視察から得られた考察
  現市役所本庁舎は、昭和45年に建築されている為、旧耐震基準により設計された建物であり、平成23年度に実施した耐震診断結果では、建物の長辺方向のIs値が0.21、短辺方向のIs値が0.27であり、大地震が発生した場合、倒壊や崩壊の危険性が高いことが判明していることから、耐震補強または移転建替えの結論を出さねばならない現状から、小牧市の新庁舎建設事業も大変に参考となる事業でありました。

視察の様子
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