各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 愛知県 東海市
- 視察案件
- 太田川駅付近連続立体交差事業について
- 実施日
- 平成25年11月7日
- 参加者氏名
- 大山利夫、中川朗、栗原信司、五十嵐みどり、武幹也、荒木洋美
視察結果概要
(1)視察先の概要
東海市は昭和44年4月1日に知多郡上野町と横須賀町が合併して新たな市として誕生しました。現在、人口は約11万2千人で、面積が43.36㎢です。尚、東海市は中部圏最大の鉄鋼基地として、また、市の北部には新東名高速道路が走り、西側には名古屋港、南へ下ると中部国際空港といった、陸・海・空の交通の結節点として、大きなポテンシャルをもった地域でもあります。現在、市の玄関づくりとして、太田川駅周辺の中心街整備など新しいまちづくりが進められており、新たな時代にふさわしい、魅力あるまち、元気いっぱいの東海市を目指して市民とともに創り上げて行こうとしています。
(2)視察内容
太田川駅付近連続立体交差事業については、東海市を南北に貫く名鉄常滑線・河和線は、市の発展に重要な役割を果たしてきましたが、時代とともに車社会となり、鉄道踏切による交通の遮断をおこし、地域の分断等市街地の健全な発展の支障となってきたことから、こうした状況を解消し、都市交通の円滑化と健全な都市機能の発展を図るため、2か所の連続立体交差事業が施行され常滑線尾張横須賀駅付近は平成5年度末に、河和線高横須賀駅付近は平成12年度末に事業を完了させています。また、平成23年12月に太田川駅の高架化が完成し営業運転を開始したことから、地域の分断化が解消され、魅力あるまちづくりに大きな役割を果たしているようです。
(3)視察から得られた考察
春日部市も東海市と同様に、鉄道踏切による交通の遮断をおこし、地域の分断等市街地の健全な発展の支障となっており、特に春日部駅はその最たるものであり、早急にこうした状況を解消し、都市交通の円滑化と健全な都市機能の発展を図るため、春日部駅付近連続立体交差事業である、東武鉄道伊勢崎線・野田線を高架化し、10カ所の踏切を除却することにより、踏切での交通渋滞解消、交通安全確保と鉄道による市街地分断の解消を図る必要性を感じたところです。

視察の様子