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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
議会運営委員会
視察先
滋賀県 近江八幡市
視察案件
議会改革(議員間討議)について
実施日
平成25年11月13日
参加者氏名
滝澤英明、片山いく子、金子進、鬼丸裕史、今尾安徳、栗原信司、大山利夫

視察結果概要

(1)視察先の概要
  近江八幡市は、滋賀県のほぼ中心に位置し、北は琵琶湖、東は東近江市、南は竜王町、西は野洲市に接しています。面積は177.39平方キロメートル(琵琶湖水面76.12平方キロメートルを含む)で滋賀県全体の4.4%を占めます。市域には標高200m〜400mの美しい山々があり、また、市域には多くの川が流れ琵琶湖に流入しています。人口は81,967人(平成25年4月1日現在)、世帯数は31,500世帯となっています。鉄道は、市域の中央部にJR東海道本線(琵琶湖線)、近江鉄道が通り、JR安土駅、JR近江八幡駅、JR篠原駅の3駅は、東近江地域の玄関口となっています。幹線道路は市域の南側に国道8号、中央部に主要地方道大津能登川長浜線、琵琶湖岸には、さざなみ街道(湖週道路)等があります。

(2)視察内容
  近江八幡市議会では、今後、さらに活発な自由討議が重要であるとの考えから、議員間の自由討議を取り入れています。
@導入に至った経緯・背景
  議会基本条例の制定により導入している。
A目的             
  議員相互間の自由討議に重きを置いた運営に努め、議員間において多様な意見を出し合うことにより、議員または委員会が政策提言や条例制定(案)等の提出が積極的に行えるように議会運営を進めるために行っている。
B内容(取り決め事項・構成)
  常任委員会時に付託された議案を採決する前に自由討議の時間を設けている。
C実施状況
  議会の常任委員会で毎回実施する。
D特色
  議会の本質となる議員間の討議を議会基本条例に明記し、その意義を明確にしている。
E成果・効果
  自由討議を経て、常任委員会から意見書の議案提出がなされた。
F今後の展開及び課題
  自由討議は常任委員会でのみで実施しているが、自由討議の場を広げて行くことや議案だけではなく、政策等についても議員間の討議の場の設定等の検討を行いたい。
G傍聴の許可
  委員会に諮り、委員長が許可する。

(3)視察から得られた考察
  近江八幡市議会では、討論の時間帯に、議員同士で賛否をめぐり相互に質問、及び、反論をする事実上の議員間討議、自由討議を取り入れています。春日部市議会においても常任委員会等の機能を強化するために、議員間で議論をつくす議員間討議、自由討議を導入する必要があると思われます。
  現状では、先進地においても議員間討議、自由討議の具体的な事例はまだまだ少なく、本市議会としても議会活性化に向けた重要な課題として、今後も調査研究に力点を置く必要があるのではないかと痛感しました。            
         

視察の様子
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