各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 春和会
- 視察先
- 兵庫県 姫路市
- 視察案件
- エコパークあぼしについて
- 実施日
- 平成25年2月5日
- 参加者氏名
- 小島文男、小久保博史
視察結果概要
(1)視察先の概要
姫路市は県内第二位の商工業と人口を擁する都市であり、播磨地方の中心都市である。観光事業では、国宝であり世界遺産でもある姫路城や、西の比叡山と呼ばれる書写山圓教寺、三大荒神輿の一つである灘けんかまつりなどの播州の秋祭りが有名。
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.02%増の536,338人であり、増減率は県下41市町中10位、49行政区域中15位。
(2)視察内容
今回視察を行った「エコパークあぼし」は、老朽化した南部美化センターの代替施設として、ゴミの焼却・参資源化処理を行うために整備をされた。
この焼却施設はシャフト炉式ガス化溶融炉方式で、規模が402t/日(134t/日×3炉)、再資源化施設は規模が100t/日。併設された環境啓発施設の網干環境楽習センターとゴミ処理施設を結んで、ゴミ処理を見学できるルートを設置している。また、この施設から発生する熱を利用して発電を行い、その電力で施設を稼働させ、さらに、その発電の余熱を温浴施設や温水プールの熱源として利用する網干健康増進センターが併設をされている。
(3)視察から得られた考察
本市のゴミ処理施設は、平成6年3月19日に竣工されてからもう20年近く経過している。
長寿命化を図る事とともに、更新時においての焼却方式の検討や運営方式の検討が必要である。
いかにコストを抑え市民に還元できる施設にしていくのかという事は非常に重要であり、そういった意味でもエコパークあぼしは非常に参考になった。

視察の様子