各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 沖縄県 那覇市
- 視察案件
- 龍譚(りゅうたん)通り地区 街並み環境整備事業について
- 実施日
- 平成25年2月5日
- 参加者氏名
- 大山利夫、中川朗、栗原信司、五十嵐みどり、武幹也、荒木洋美
視察結果概要
(1)視察先の概要
・那覇市首里の町は、首里城を中心に全体が庭園のような「まち」でその中の龍譚通りは、かつて御殿などが立ち並ぶ大通りだった。
・その沿線は、現代でも首里の観光・商業の核でありメインストリート地区。この地区を「歴史と文化の薫るまちづくりを進める」「観光・商業が共存しあう環境づくり」「面影のある道路及び沿道建物により、親近感と統一感をもたせる景観形成を図る」ために、景観形成地区の指定をした。
(2)視察内容
<主な景観形成基準>
・屋根・比…赤瓦勾配屋根とする。1階部分に赤瓦の比を設ける。
・壁面位置…道路境界より0.9m後退し、雨端空間や緑化空間を設ける。
・建物高さ…軒高を12m以下とし、絶対高さを15m以下とする。
・外壁色彩…ベージュ。アイボリー系等の淡色とする。
<予算措置について>
・事業期間H18年度〜H26年度。補助対象:約100棟)
(補助費:市が交付する助成金の1/2が対象)
(3)視察から得られた考察
・春日部市都市景観条例は、平成25年4月1日から施行するとしているが景観計画重点地区の区域設定はこれからです。
・首里城のおひざもと龍譚通りは、琉球王朝時代から存在する通りで、住んでいることを「誇りに思い・人々が訪れて楽しく」などその実現は、「リピーター来訪者の増加、沖縄・首里城観光の更なる魅力向上へと波及する。」との明確なコンセプトがあった。春日部市においても都市景観条例のもと、誇りある春日部市の景観を進めたい。

視察の様子