本文へ移動
背景色

現在位置 :トップページ › 行政視察報告書

各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
厚生福祉委員会
視察先
北海道 登別市
視察案件
森の中の子育て・ネイチャーセンターフォレスト鉱山
実施日
平成24年10月10日
参加者氏名
岩谷一弘、松本浩一、金子 進、渡辺浩美、井上英治、川鍋秀雄、中川 朗

視察結果概要

(1)視察先の概要
 ネイチャーセンターフォレスト鉱山は、登別市の恵まれた自然環境の中で、人と自然のふれあいを通じて市民の自然に対する意識の高揚を図るとともに、自然環境学習や野外体験学習等を推進し、子ども達の豊かな心や生きる力を育むことを目的として設置されました。
 また、施設は閉校となった学校を元に、宿泊可能な市民研修センターとして利用された後に、現在のネイチャーセンターフォレスト鉱山となっています。

(2)視察内容
 森の中の子育てとして、宿泊型自然体験学習施設「ネイチャーセンターふぉれすと鉱山」の指定管理者である「NPO法人 登別自然活動支援組織モモンガくらぶ」の職員から説明を受けました。
 当日は、ボランティアスタッフ中心(職員2名、ボランティアスタッフ10名)の幼児イベント(子育て合同イベント 森ちょこっ×森サロ『目指せ!ゴッホ?』)が実施されており、市民が自主的に完全無償(交通費や食事代を含む全て)のボランティアで事業を運営して、工作や歌、手作りのおやつなど役割分担して子ども達を楽しませていました。
 また、ボランティアスタッフの作成したログハウスや遊具を見学しましたが、各自の持つ知識や経験を共有しと協力してつくりあげる力を感じました。

(3)視察から得られた考察
 ボランティアスタッフが自立した活動を行っており、また、イベント参加者からボランティアスタッフになる方も多く、目的を理解いただき仲間になっていただく活動を積極的にしているそうです。
 遊具も森で集めた木などの材料を使用し作成したものが多く、ボランティアスタッフが自分達で施設やイベントを作ることで、さらなる活動の活性化が図られています。春日部市でも行政と市民が協働することで、子育てを楽しみながら横の連携が図れるよう推進していければと感じました。

視察の様子
Copyright(c) 2007- 春日部市議会公式サイト Kasukabe City Council. All Rights Reserved.