各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 議会運営委員会
- 視察先
- 長野県 長野市
- 視察案件
- 議会改革(代表質問制度・個人質問制度)について
- 実施日
- 平成24年11月8日
- 参加者氏名
- 滝澤英明、片山いく子、金子 進、鬼丸裕史、今尾安徳、五十嵐みどり、
中川 朗
視察結果概要
(1)視察先の概要
長野市は、北アルプスに源を発する犀川の扇状地と千曲川の沖積地によって形成された肥沃な長野盆地に位置し、平安の昔から「三国一の霊場」善光寺の門前町として日本全国から親しまれてきました。また、平成17年1月に豊野町、戸隠村、鬼無里村及び大岡村を、平成22年1月には信州新町、中条村を編入合併し、新しい長野市がスタートしました。明治30年市制施行当時の面積9平方キロメートル、人口3万人足らずの小都市にすぎなかった長野市も、現在では面積835平方キロメートル、人口39万人弱の都市となりました。
(2)視察内容
@代表質問制度(3月定例会と12月定例会の年2回行う)
・質問者…所属議員5人以上をもって届出のある会派が、それぞれ1人ずつ行います。
・質問時間…1人40分以内とします(答弁は除く)。
・発言通告期限…招集日の午後5時までとします。
・質問順序…所属議員数の多い会派から行います。
・質問形式…一括質問一括答弁方式によるものとします。 A個人質問制度
・質問者…質問者数の制限はなく、会派割り振り時間内で各会派内において調整します。
・質問時間(3月定例会及び12月定例会)
…総時間数は、3月定例会にあっては15時間(うち質問時間は5時間15分)、12月定例会にあっては10時間(うち質問時間は3時間30分)とします。また、会派(無所属議員を含む)ごとの配分は、正副議長と代表質問者を除いた会派所属議員数の比率により配分し、その時間に1分未満の時間があるときは切り上げます。1人の質問時間は1時間以内(答弁を含む)とし、各会派において調整します。
・質問時間(6月定例会及び9月定例会)
…総時間数は、13時間(うち質問時間は4時間33分)とします。ただし、改選期の9月定例会は、9時間(うち質問時間は3時間9分)とします。また、会派(無所属議員を含む)ごとの配分は、正副議長を除いた会派所属議員数の比率により配分し、その時間に1分未満の時間があるときは切り上げます。1人の質問時間は1時間以内(答弁を含む)とし、各会派において調整します。
・発言通告期限…3月定例会及び12月定例会(代表質問あり):招集日の翌日午後5時までとします。6月定例会及び9月定例会(代表質問なし):招集日の午後5時までとします。
・質問順序…3月定例会及び12月定例会:代表質問権のない会派で所属議員数の多い会派から1人ずつ行い、その後は通告順とします。6月定例会及び9月定例会:所属議員数の多い会派から1人ずつ行い、その後は通告順とします。
・質問形式…一括質問一括答弁方式、または一問一答方式のいずれかによるものとします。
(3)視察から得られた考察
今回の行政視察では、議会改革の一環として代表質問制度・個人質問制度について、先進地である長野市を訪れました。長野市議会では、一般質問において、議員が会派を代表して行う代表質問制度を導入し、これに個人質問制度を併用しています。
当市議会では、代表質問制度の導入はなされていませんが、今後の議会改革を進めていくうえで大変参考になりました。

視察の概要