各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 日本共産党
- 視察先
- 静岡県 浜松市
- 視察案件
- 浜松赤十字病院の建設について
- 実施日
- 平成24年10月3日
- 参加者氏名
- 秋山文和、卯月武彦、松本浩一、今尾安徳、大野とし子、渡辺浩美
視察結果概要
(1)視察先の概要
浜松赤十字病院(昭和13年3月開設)は、浜松市の中心部から平成19年11月に新東名高速道路に近い浜北区に新築移転しました。
(2)視察内容
1、病院の主な施設・設備の特徴
2、移転新築にあたっての総費用と内訳
3、移転新築にあたって職員の意見反映
(3)視察から得られた考察
一般病床数312床、20診療科、敷地面積約3万u(春日部市立病院の約2倍)、延床面積約2万6,455u(管理棟・健康管理センターを含む)。病院棟地上5階(免震構造)、管理棟地上2階(耐震構造)、駐車場約305台、ヘリポートがありました。
建設総事業費は約110億円(建物建築費約71.6億円、医療機器等備品費約28.3億円、用地購入費5.3億円、その他4.6億円)、財源は借入金73.6億円、国県市町村補助金25.6億円、自己資金5.6億円)。
病棟は、ダブルエックスの形で、真ん中にナースステーションがあり、東西X型に病室が配置され、さまざまな工夫がみられました。
基本設計策定にあたっては、看護師などの現場職員の意見が反映され、病棟は全体的に明るく職員が動きやすい配置で、健康管理センターも併設されていました。管理部門の部屋、電気室や熱源機械室などは別棟。防災設備も充実し、救急・災害・地域の拠点病院の役割を担っているようです。

視察の様子