各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 新政の会
- 視察先
- 愛媛県 松山市
- 視察案件
- 歴史をテーマにした街づくりについて
- 実施日
- 平成24年7月17日
- 参加者氏名
- 佐藤 一、金子 進、山口泰弘、鬼丸裕史、岩谷一弘、滝沢英明、川鍋秀雄、
山崎 進、河井美久
視察結果概要
(1)視察先の概要
松山市は、明治22年12月15日に全国で39番目の市として誕生し、平成17年1月に北条市、中島町を合併して、面積429.05kmとなり、四国で初の人口50万都市となり発展してきた。海・山・温泉など、様々な資源に恵まれ、これらを生かしながら、市の目指す将来像として、@松山の歴史・文化に誇りを持ち未来への希望あふれるまち、A松山に暮らすことを誇りに思い、周囲からも共感と憧れを抱かれるまち、B松山らしさを活かして、オンリーワン、ナンバーワンを目指すまち、を掲げている。
平成24年4月1日現在の人口は514,808人、世帯数は225,861人である。
(2)視察内容
まちづくりの基本理念は「坂の上の雲を目指して」である。これに沿って、まちづくりの主要事業として、@「坂の上の雲」のまちづくり啓発事業、Aまちづくり交付金を活用した取り組み、B坂の上の雲ミュージアム整備事業、Cロープウェイ通り、道路景観整備、ファサード整備事業、D松山公園整備事業、E道後温泉周辺道路景観整備事業、F道後温泉周辺ファサード景観整備事業、Gその他主要事業、を行っている。
これらの事業についての説明と現地視察を行った。
(3)視察から得られた考察
小説「坂の上の雲」を軸として、様々なまちづくり事業を行っており、自然環境や歴史の深さを上手に生かして、まちづくりに市民を巻き込んでいました。また、今後も松山だけに留まらないで、他市と連携しながら進めていこうとする姿勢は、非常に参考になりました。
春日部市でも、歴史を掘り起こすと共に、市民との協働によるまちづくりを進める必要性を強く感じ、大変参考になる事例でありました。

視察の様子