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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
富山県 黒部市
視察案件
新庁舎建設基本構想について
実施日
平成24年5月16日
参加者氏名
大山利夫、中川 朗、五十嵐みどり、武 幹也、荒木洋美

視察結果概要

(1)視察先の概要
・黒部市では、平成18年3月の新市誕生により、黒部本庁舎と宇奈月庁舎で行政を行っていることから、市民の利便性や業務の効率面で弊害がみられる。
・また黒部庁舎は昭和26年に、宇奈月庁舎は昭和47年に建設され、施設・設備の老朽化や耐震性の問題が生じている。
・新庁舎の建設に関して「第1次黒部市総合振興計画」策定開始時に審議会に諮問し、新庁舎の建設を目指すとの結論を経て、平成19年9月、同計画基本構想は市議会で議決を得た。

(2)視察内容
・新庁舎建設の基本理念について
 「市民の参画と協働を推進し、黒部市発展の核となる庁舎」
・新庁舎建設の5つの基本方針について
 「人にやさしく市民に親しまれる庁舎」
 「災害時への安全・安心を確保した庁舎」
 「効率的で情報化に対応できる庁舎」
 「環境に配慮した庁舎」
 「まちづくりの拠点にふさわしい庁舎」
・実現化方策の検討について
 「事業費の算定」「運営管理費の算定」等
・今後の課題等について
・予算措置について
・他

(3)視察から得られた考察
・春日部市は、本年の3月に市庁舎の耐震診断結果を構造耐震指標(Is値)が最小で0.21であり、震度6強以上の大地震で倒壊する危険性が高いと発表している。
・補強の場合鉄骨ブレース工法など3つの例や、概算の費用・耐用年数も示している。
・庁舎改修事業のための補正予算では、調査委託料や移転・立替の場合の移転・候補地の調査委託費も計上している。
・「黒部市新庁舎建設基本構想」はすばらしく、とりわけ昭和50年代後半から基金の積み立て「庁舎建設基金」が平成21年度末現在で15億1千8百736千円。これに合併特例債、一般財源を建設費に充てている。この基金を積みたててきた黒部市さんには感心することしきりであった。
・春日部市の庁内には検討委員会も設置されているが、当然のことながら未来を見据えた市民のための庁舎とすべきである。視察で学んだことを市政に活かしたい。

視察の様子
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