各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 日本共産党
- 視察先
- 兵庫県 姫路市
- 視察案件
- 姫路赤十字病院について
- 実施日
- 平成24年7月11日
- 参加者氏名
- 秋山文和、卯月武彦、松本浩一、今尾安徳
視察結果概要
(1)視察先の概要
現在の姫路赤十字病院(明治41年4月事業開始)は、姫路駅に近い場所から平成13年11月に姫路駅から4kmと少し離れた場所(播磨高岡駅)に移転新築しました。
病床数509床、26診療科、敷地面積約2万2千648u(春日部市立病院の約1.5倍)、延床面積約3万5475u(看護専門学校等を含む)地上9階、駐車場約300台耐震構造で、屋上にヘリポートがあります。
建設総事業費は約189億円(建物建築費約118億円、医療機器等備品費約22億円、用地購入費約31.7億円など)財源は借入金100億円、自己資金約35億円、国県市町村補助金約40億円)。
(2)視察内容
1、病院の主な施設・設備の特徴
2、移転新築にあたっての総費用と内訳
3、移転新築にあたって職員の意見反映
(3)視察から得られた考察
基本設計策定にあたっては、看護師などの現場職員が、多くの病院を調査・研究して設計業者に意見をあげたとのことでした。その成果が施設のあちこちにみられました。
病棟は三角形を二つ組み合わせた形で窓が多く明るい。職員が動きやすく病室を見渡せる配置、便器を壁付けにした清潔なトイレやドアの工夫など随所に現場職員の研究のあとがみられました。職員の意気込みが感じられました。
春日部市立病院の再整備にあたっても、このようなことが大切であると認識しました。
限られた費用の中での建設で、さまざまな工夫がみられて大変参考になりました。

視察の様子