各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 日本共産党
- 視察先
- 大阪府 八尾市
- 視察案件
- 八尾市立病院について
- 実施日
- 平成24年7月10日
- 参加者氏名
- 秋山文和、卯月武彦、松本浩一、今尾安徳
視察結果概要
(1)視察先の概要
八尾市立病院(昭和25年2月事業開始)は、JRの操車場跡地にまちづくりの一貫として久宝寺駅前に移転新築され、平成16年5月に新病院として開院しました。
病床数380床、21診療科、敷地面積約1万5千u(春日部市立病院とほぼ同じ)、延床面積約3万9千u、地上8階、地下1階、駐車場293台(地下1階と地上1階)。
(2)視察内容
1、病院の主な施設・設備の特徴
2、移転新築にあたっての総費用と内訳
3、移転新築にあたって職員の意見反映
(3)視察から得られた考察
災害拠点病院としての安全性を確保するため免震構造で、患者アメニティへの配慮のため廊下や病室は余裕あるスペースとなっており、急性期医療をめざした高度な医療機器等を整備していました。
自家発電も2日間、備蓄食糧なども置かれていました。
建設総事業費は約276億円(建物建築費約178億円、医療機器等備品約32億円、用地費32億円など)。
財源は起債224億円、補助金8億円、基金繰入金40億円、一般会計繰入金4億円)。一床あたりの建設費4684万円は、公立病院の1.4倍、民間病院の2.9倍も。まちづくりの一貫としたために豪華な建物となったようです。
春日部市立病院の再整備にあたっては、このような考え方はないので、シンプルで使いやすい機能的な病院にすべきと認識しました。
建設に当たっては、実際と同じ模型をつくって意見を求めたとのことでした。

視察の様子