各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 公明党
- 視察先
- 富山県 富山市
- 視察案件
- 自転車市民共同システムについて
- 実施日
- 平成24年5月17日
- 参加者氏名
- 大山利夫、中川 朗、五十嵐みどり、武 幹也、荒木洋美
視察結果概要
(1)視察先の概要
・平成22年3月から実施している自転車シェアリング事業
・中心市街地15箇所に設置されたステーションの自転車(合計150台)を自由に利用し、利用後どこのステーションにも返却できる仕組み
・ヨーロッパの都市では一般化しているが、国内での本格的な導入は富山市が初めて
(2)視察内容
・事業に至る経緯について
「環境モデル都市」としてCO2を大幅に削減するための取り組みの1つとして車だけに頼らないライフスタイルの転換を目指し導入した」
・事業内容及び特色について
「公共交通機関とレンタルサイクルシステムを組み合わせて利用できる等、これまで以上に中心市街地での移動が便利になり、中心市街地の活性化が期待される」
また「近距離を移動する際に自動車を利用する人が減ることで、CO2排出量の削減も目指している」「民間事業者による施設整備、運営」「運営事業費は、主にステーションに掲示する広告収入」「24時間利用可能」
・15箇所のステーションのうちの一つ「富山市役所前」に行き実際に試乗
(3)視察から得られた考察
・春日部市はエコまちづくり計画で「都心部における自動車交通量を減らし自動車利用から歩行、自転車、公共交通に転換する」「自転車利用環境の改善」「自転車道ネットワーク及び駐輪施設等の整備・利便性」「都市型レンタサイクルの導入」などで回遊性や利便性向上を掲げている。
・春日部市が平成21年9月に実施した市民に対してのアンケート結果において、春日部市が特に重点的に取り組むべき環境対策は何だと思いますか?の1位は「自転車の利便性の向上」でした。
・このような意味から、春日部市の状況にあった自転車利用環境を推進していきたい。

視察の様子